かわいいわが子でも、実際に育児をしているとイライラしてしまったり、怒鳴らずにはいられなかったりすることもありますよね。ハッとわれに返って「ダメなママだな…」と、しょっちゅう自分を責めている、というママも多いことでしょう。でも、失敗するのは当たり前!自分の子どもとはいっても、人と人との関わり合いである育児は、一筋縄ではいきません。育児への自信を失くしているママが、この記事を読んで元気になってくれればうれしいです!
「~じゃなきゃいけない」の考えは捨てる!
完璧を求められがちな日本のママ。「ママはスーパーウーマンじゃない!」と叫びたいと思いつつ、我慢しているママもいるかもしれませんね。人間である限り、完璧なんてあり得ません。どんなママでも、失敗するのは当たり前!
完璧なママなんてどこにもいない
日本では、今でも「母親なんだから◯◯して当たり前」、「母親は○○であるべきだ」と決めつけているフシがあります。昔は専業主婦が多く、家事や育児は母親がすべてこなすのが当たり前の時代でした。それが今でも残っているのは、仕方がないのかもしれません。
実際に、「自分も理想的な母親になろう」と頑張っているママもいることでしょう。理想の母親像を持つことは、決して悪いことではありません。しかし、その母親像に縛られすぎると、自分がそうなれなかったときに「自分はダメな母親だ」と自分を責めてしまう原因になります。
「どんな母親でも失敗することがある、失敗したらやり直せばいい」ということは、いつも心の中にしまっておいてください。身の回りで完璧に見えるママがいても、そのママも一人の人間。完璧であることはありません!
子どもは自分の思い通りにはならない
「子どもは自分の思い通りになるはず」と思ってはいませんか?あなたの子どもは、確かにあなたがおなかを痛めて産んで、育てている子ではありますが、あなたの所有物ではありません。子どもには子どもの人生があるのです。
小学生ぐらいまではママの言うことを聞いて、言うとおりにしてくれるかもしれませんが、それが一生続くということはあり得ません。いつかは子ども自身で自分の進むべき道を選び、歩んでいかなければならないのです。
子育てをしていて、「子どもが言うことを聞かない」と悩むことは何度となくあるでしょう。でもこれも、「この子にはこの子なりの考えがあるのかも」と思えるようになれば、ずっと楽になるのではないでしょうか。
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育児本や育児情報収集はほどほどに
インターネットがなかった時代は、よくも悪くも「育児に関する情報が欲しい」と思っても、身近な人から仕入れる以外に方法はありませんでした。しかし今は逆に情報があふれすぎていて、きちんと見極めないと不要な情報まで手に入れてしまうことに。特に真面目な人は要注意です!
育児本や育児情報は一つの参考にすぎない
今は書店に行けば育児本が数多く置いてありますし、ネット上でも育児に関する情報が簡単に手に入ります。特に真面目な人は、育児本などを読んで「こうしなければならない」、「今の時期の子どもはこうあるべきだ」などと思い込んでしまいがちです。でも、育児本やネット上などで見られる育児情報がすべてではありません。育児は人間の個性と同じように十人十色、「みんな違ってみんないい」です。育児本などはあくまで目安・参考であるということを心得ておきましょう。
周りに影響されるなら、SNSは見ない!
最近は保育園や幼稚園に行く前でも、SNSで同じ月齢の子どもを持つママと交流し、情報を得ることができます。「有益な情報を得られてうれしい!」という気持ちだけでSNSを見ていられれば、何の問題もありません。でも、他のママの投稿を見ていて、嫉妬や焦りを感じたりすることもあるのではないでしょうか。
SNSの影響で育児に自信を失くしてしまいそうなら、SNSはすっぱりやめましょう。周りを気にしないことで自分らしい育児ができるようになることもあるかもしれませんよ。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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