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それでも気になる! 早く消したい人は?
ただ、「放っておけば消える」といっても、「早く消してしまいたい」と考える人も多いでしょう。そのような場合はどうすればよいのでしょうか。正中線はメラニン色素が増加することではっきりとみえてくるものです。そのため、正中線を早く消したいと考えるのであれば、メラニン色素を予防することが重要になってきます。
まずは、「保湿」。
保湿は肌にとってとても重要なものの一つです。しっかりと保湿された肌は、そうでない肌とは違い、外界からのダメージを受けにくくなります。そのため、洋服などに擦れても肌を守ることができます。
また、保湿された肌はそうでない肌に比べて、シワなどが目立ちにくい状況になっています。顔のケアと同じように、おなかもしっかりと保湿することを心がけでみてください。
同じような理屈で、「美白によいとされているクリームやサプリメントを使う」という方法があります。現在、美白に効果があるとされている成分はたくさんあります。そのなかでも、厚生労働省が認可している「アルブチン」「トラネキサム酸」「ビタミンC(誘導体)」などは比較的頼りになるでしょう。
グリチルリチン酸2K(「グリチルリチン酸ジカリウム」「グリチルリチン酸ニカリウム」「グリチノンK2」などの名称で呼ばれることもありますが、すべて同じもの)は保湿に対して効果的に働くため、これを合わせたクリームなどを利用するのもよいでしょう。
ただし、妊娠~出産後の体というのは、そうではないときに比べてとても敏感なものです。「今までは大丈夫だった成分だったのに、産後に使ったら肌トラブルがおきた」というケースは、決して珍しいことではありません。
異常を感じたのならばすぐに使用をやめ、できるだけ早く病院にかかるようにしましょう。
それでも消えない・・・そんなときにはどうすれば?
上でも述べましたが、正中線は基本的には時間がたてば消えます。また、クリームなどを使っても薄くすることもできます。
しかし、妊娠や子どもの成長が個々人でまったく違うように、「正中線のあり方」「正中線の消え方」も人それぞれに差がでてくるものです。なかには、2年以上たっても正中線が消えない、という人もいます。
そのような場合は、美容外科でケミカルピーリングを受けるとよいでしょう。これは肌の表面の汚れを取り除き、正しい新陳代謝を促すものです。多くの正中線の悩みは、これで消えると考えられています。
ちなみにこの「ケミカルピーリング」ができるのは、「薬」だけです。化粧品ではできませんし、エステティックサロンでもできません。逆にいえば、化粧品やエステティックサロンで「ケミカルピーリングができる」とうたっている商品やサービスは、法律上非常に問題がありますし、信頼性に乏しいので利用しないようにします。
おわりに
正中線は生まれたときから誰もがもっているものです。それが妊娠時期に現れるだけのことだと考えれば安心です。出産後は自然と消えていくのであまり神経質にならずマタニティライフを楽しんでくださいね。
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