最近、ますます需要が高まっている英語。会社の公用語として使われたり、外国人観光客が増えていたりと、英語はどんどん身近なものとなっています。そこで、子どもを小さいときから英語に触れさせようと、塾に行かせる方も多いはず。そんな英語の塾の中で注目されているものに、ホビングリッシュがあります。今回は、ホビングリッシュについて、詳しくご紹介します。
そもそもホビングリッシュってどんなもの?
ホビングリッシュという名前は、ホビーとイングリッシュを合わせたもの。つまり、習い事を英語で習うことを意味しています。そのため、一石二鳥なのです。ホビングリッシュにはどのような特徴があるのでしょうか?
豊富な経験を持った先生に教えてもらえる
ホビングリッシュの先生は一般的にネーティブの先生か、帰国子女や、留学経験があるバイリンガルの日本人の先生です。ここまでは普通の英会話教室とあまり変わりませんが、こうした特徴に加えて、ホビングリッシュの先生は、高度な特技を持っている場合もあるのです。例えば、あるホビングリッシュの教室では、アメリカでプロのバスケットプレーヤーとして活躍していた元選手にバスケを教えてもらえます。
正確な英語が話せなくても問題はない
ホビングリッシュは英語塾ではないので、活動中に細かい英語の文法を間違っても大丈夫。「間違ったらどうしよう」と不安になることが少ないのが良いですよね。それまで英語に触れた経験がなく文法の知識を知らなくても、ホビングリッシュとは何かをしながら英語を話すことで、自然と身につけることを目的としているので、そういった心配はいらないのです。
バラエティーに富んだ活動内容がある
ホビングリッシュは、一般的な英語の塾に比べたら知られていないことも多く、なかなかバリエーションもないのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。実際には、驚くほど多種多様な活動の中から、子どもの興味にあったものを選ぶことができるのです。後でまとめますが、「え?こんなものまで?」というめずらしいものまで用意されています。子どもが「やってみたい!」と思えるものが見つかることでしょう。
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ホビングリッシュにはどんな内容の教室があるの?
ホビングリッシュには、多様な教室があります。メジャーなものから、普通の塾では少ないマイナーなものまであるのです。これから解説していくので、ぜひ子どもと一緒に、興味があるものがないかチェックしてみてくださいね。
これは鉄板!スポーツなど体を動かす系
普通の習い事としても人気のスポーツは、ホビングリッシュにも多く存在しています。サッカーや野球、テニスはもちろんのこと、武術、ダンスなどがそろっています。中には、サッカー日本代表GK・川島永嗣選手が、発起人兼アンバサダーとなっているサッカースクールもあります。女の子でも初心者でも通うことができるそうです。有名な方や実績がある方の教室だと、安心できますね。
スポーツが苦手でも大丈夫な芸術系
スポーツが苦手という子どもでも、心配はありません。自分の内側にある才能を伸ばすホビングリッシュもあるのです。音楽関係ならば、ピアノやギター、バイオリンの教室、コーラスやゴスペルなどの歌の教室もあります。他には、工作や絵画といった子どもがすでに好きなことに合わせて選べるものもあります。中には、バイリンガルの日本人の先生が教える書道教室もあります。
なかなか無さそうなマイナーな習い事
普段の習い事でもあまり見かけない、マイナーなホビングリッシュ教室もあります。例えば、小規模の英語劇の練習することで、自然と英語を身につけるような教室や日本舞踊もあります。また、アメリカ、カリフォルニアで誕生した「マイジム」というフィットネスクラブもあります。これは0歳から13歳までが対象となっており、全米に300拠点、世界には30カ国以上で展開をしているグローバルなホビングリッシュ教室です。運動不足の子どもには、ぴったりかもしれませんね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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