変化は進化!産後の妻と夫が円満に暮らすためのコツ
産後に変わった妻と、そんな妻の変化に戸惑う夫。これから夫婦で、どう向き合えば良いのでしょうか。最後に産後の妻と夫が変化を乗り越え、円満に暮らしていくためのポイントをご紹介します。「少しでも状況をよくしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
「どっちが大変か」マウント争奪をやめよう
産後のママは大変。でも夫だって毎日仕事をがんばっていて、時には簡単に家族に打ち明けられないような苦労もあることでしょう。産後はママがパパに対して「もっとこうしてよ」と感じる瞬間がたくさんあります。しかし、夫にだって言い分はありますよね。お互いの意見を率直に言い合う機会も必要ですし、時には言いたいことをグっと飲み込まなければいけない場面もあります。
どちらの瞬間にも言えることは、「自分はこんなに辛い」「自分だって大変なんだ」…といった、忙しさや苦労の比べ合いは、イライラしか産まないということです。
家族のためのさまざまな苦労を、単純に数値化することはできません。もし言い争いの途中で相手が「こちらの方が睡眠時間が短い」と言ってきても、勝負に乗らないことをおすすめします。自分が一段大人になってその話題を回避する。難しい事ですが、イライラ回避のために実践してみませんか?
泣いても笑っても赤ちゃんの時期は1年だけ
世の男性たちの間では、「産後の対応を誤ると妻から一生恨まれる」…なんて話も飛び交っています。これは確かに真実味がある言葉。そして夫だけでなく妻にも言えることです。産後はこれからの夫婦関係、そして赤ちゃんを含めた家族の在り方を構築していく時期です。
お互いに譲れない時もあるでしょうが、そんな瞬間ですら赤ちゃんは刻一刻と成長しています。生まれてから1年、0歳児の時期は特別。まだ言葉にならない赤ちゃんの声、ハイハイする姿。見過ごしてしまうのは勿体ありません!夫婦間の空気がピリッとしているときは、育児に集中して気持ちを切りかえて。
おわりに
「産後に妻が変わった」と感じるパパ。あるいは「夫が理解してくれない」と感じるママも。忙しい時期はお互いに余裕がなく、つい、イライラを募らせてしまいがちです。
産後の夫婦関係に悩んだら、話し合いの場や冷却期間を設けることが関係改善に役立ってくれるでしょう。また、イライラしたときこそ、赤ちゃんの顔を眺めてみてください。子は鎹(かすがい)という言葉があるように、我が子のかわいい姿を見れば気持ちも和らぐことでしょう。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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