親や友達に対して、びっくりするような乱暴な言葉を使うわが子に頭を悩ませられた事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。子どもは成長とともにいろいろな言葉を覚えてきますが、もしもそのような言葉をわが子が使うようになってしまった時、親である私たちは子どもに対してどのように接していくべきなのでしょうか。今回は、子どもが乱暴な言葉を使った時の対象法についてご案内いたします。
子どもが乱暴な言葉を覚えるきっかけとは?
それでは、子どもは一体どこでどんな事がきっかけで乱暴な言葉を覚えて使うようになってしまうのでしょうか。こちらでは、子どもが乱暴な言葉を使うようになってしまう、三つのよくあるきっかけについてご紹介いたします。
子どもが影響を受けるきっかけその1:テレビ
子どもが乱暴な言葉を使うようになる影響を受けるものとして、まず一つ目にテレビがあります。子どもは、例えばバラエティー番組などでおもしろおかしく乱暴な言葉を使う大人たちをみて笑い、自分も同じ言葉を使ってみたいと思うのです。何の気なしに見せていたテレビ番組から、そういった乱暴な言葉を覚えてしまう危険性があるという事を大人は肝に銘ずるべきと言えます。
子どもが影響を受けるきっかけその2:入園
子どもが影響を受ける二つ目としては、保育園・幼稚園への入園があります。入園後は今までの生活とは異なり多くのお友達と触れ合うようになるため、その影響を大いに受けるようになります。仲のいいお友達や大きいお兄ちゃんたちが使っている乱暴な言葉を「かっこいい言葉」だと思い込み、自分も使ってみたいと思うようになるのです。
子どもが影響を受けるきっかけその3:パパママ
子どもが影響を受ける三つ目としては、パパやママが日常的に乱暴な言葉を使ってしまっているという事があげられます。パパやママが使っている言葉なのだから、自分も使いたいと思うのは当然の心理。子どもは聞いていないようでいて、大人の会話をよく聞いているものです。まずは、一番身近な存在であるパパママが言葉に対する意識を変えていく必要があります。
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子どもの乱暴な言葉使いを直す方法とは?
子どもが乱暴な言葉を使う理由には、大人が過剰に反応するのがおもしろい、新しく覚えた言葉を使うのが楽しいといった事が考えられます。それでは子どもの乱暴な言葉にどのように対処すればよいのでしょうか。こちらでは、乱暴な言葉使いを直す方法をご紹介いたします。
言葉の持つ意味をしっかりと教える
子どもが乱暴な言葉を使うようになった時に大人に求められるのは、しっかりとその言葉の持つ意味を理解させるという事です。その言葉にはどういう意味があるのか、その言葉を言われた相手はどのように感じてしまうのかという事をしっかりと教えてあげてください。「自分が言われたらどう思う?」と相手の気持ちになって考える事の大切さを気づかせてあげましょう。
TPOをわきまえる事の大切さを教える
子どもにも子どもの生きる世界があります。大人が聞いていて汚い言葉であっても、子どものコミュニティーでははやっている言葉でありかっこいい言葉である場合があります。頭ごなしに全てを否定してしまうのではなく、相手を傷つける言葉でなければ多少は大目にみてあげましょう。大切なのは、言葉は状況や場所、話す相手をわきまえて使い分けをしなければならないという事をしっかりと教えてあげる事です。
使ってはいけない言葉を使った時は本気でしかる
「死ね、殺す」などの相手の存在を否定する言葉は絶対に言ってはいけない言葉です。子どもがもしそのような言葉を使ってしまった場合には、しっかりと子どもに向き合い厳しくしかる必要があります。死ぬというのはどういう事か、殺すというのはどういう事なのかを徹底的に話し合って、絶対に使ってはならないという事を子どもに認識させなければいけません。
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二人の男の子の母です。もともと野球ファンでしたが、今は息子の影響ですっかりサッカー狂になりました。
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