対策3 掃除機の音がしない生活習慣を作る
この際、掃除機の音がなるべくしない生活習慣を作ってみるというのもひとつの考え方です。わたしたち大人は慣れてしまっていますが、掃除機の音は確かに気持ちのよいものではありません。掃除機自体を使わない方法と、掃除機と人の生活時間をずらす方法をご提案します。
はたき、ほうき、ちりとりでお掃除
昔ながらの掃除道具、はたき、ほうき、ちりとりを見直してみましょう。掃除の基本手順は、まずはたきをかけて高いところのほこりを落とし、ほうきで集めてちりとりでとる、というものです。昔のはたきと違い、今はゴミを吸着してくれるモップのような道具がありますから、必要以上にほこりをたてずにすみます。ほうきとちりとりなら、音を気にする必要もなく、赤ちゃんが寝ているときにも利用できます。一見、面倒なようで使ってみると便利ですよ。
ドライシートやコロコロでお掃除
毎日のちょっとした床そうじであればクイックルワイパーなどのドライシートを使えばこまかいホコリや髪の毛などを集めてくれるので掃除機をかけなくても清潔さを保てます。また、カーペットのそうじは「コロコロ」などのカーペットクリーナーで十分にゴミを取り除いてくれます。ただし思いっきり掃除機をかけたい!というママは旦那さんに赤ちゃんを連れ出してもらってその間に掃除機をかけましょう。
ロボット掃除機でお掃除
昼間は保育所に行っているとか、土日の休みは外出することが多い、という生活スタイルの方は、いっそボット掃除機にお掃除を任せてもいいかもしれません。家族がいる間は掃除機を出さないかわりに、誰もいないときにこっそり掃除をしてもらうのです。ただし、ロボット掃除機もそれなりに音が出ます。そして、同じ範囲を掃除する場合、人間が掃除機をかけるときよりも長い時間がかかります。集合住宅ではあまり長時間にならないように気をつけた方がよいでしょう。
おわりに
赤ちゃんによっては、まったく掃除機の音が気にならない子もいます。それぞれの個性だというしかありませんから、あまり気にしないようにしましょう。赤ちゃんによっては、2歳頃まで怖がっていたという子もいます。ママのストレスにならない程度に工夫して、気長につきあってあげてください。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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