ほっこり納得してしまう怖いもの
子どもが怖がる意外なものの中には、理由を聞いたら「なるほど」と思うものがあります。それこそが子どもが持っている、豊かな感受性なのでしょう。大人になるにつれて、徐々に薄れていってしまうのが残念な気がします。
夜空に浮かんでいるお月さまが怖い
大人にとってはきれいだと思える満月も、子どもにとっては恐怖を感じる対象でもあるようです。例えば車に乗っていて空を見た時に、ぽっかり浮かんでいるお月さまがあります。しばらく走ってまたふと空を見上げると、そこにはやっぱりお月さま。そしてまたしばらく走って…と繰り返し空を見ているうちに、月が自分を追い掛けて来る!と思い込んで怖くなってしまうとか。
キラキラと輝く満天の星が怖い
冬の空気が澄んだ夜の空に、キラキラ光る星がいっぱい!そんなロマンチックにさえ思える満天の星を、怖いと感じる子どもがいるようです。どこまで続いているのかわからない真黒な宇宙も何だか怖いし、吸い込まれるような気持ちになってしまうのだそう。夜の移動はギュッと目を閉じてお空は見ない!きれいな星空、見上げないのは何だかもったいないような気がしますね。
この黒いものは何?自分の影が怖い
曇りや雨の日にはいなくて、晴れの日にだけ現れる黒いもの。ずーっとぴったり追い掛けて来る!そう、自分の影を怖がる子どもがいます。確かにずっと自分にくっついて来る黒い影は、小さな子どもにとっては怖いものかもしれません。日陰に入ってほっとしたのもつかの間、日なたに出るとやっぱりいる!影から何とか逃れようとして走り回る姿は、大人からはほほ笑ましくも見えてしまうのですけどね。
おわりに
子どもが怖がるものの中には、大人には理解できないものがあるかもしれません。だからといって頭ごなしに「こんなもの怖がってちゃダメ」などと否定しないようにしましょう。なぜ怖くないかをじっくり説明してあげてくださいね。いろいろなものを怖がるということは、子どもの成長の証でもあるのですから。
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12歳サッカー小僧とうさぎ×2とハムスター×1のママです。毎日もふもふ癒されています。
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