2歳児は走ったり、ジャンプしたりとダイナミックに体を動かせるようになり、それと同時に手先も器用になります。体だけでなく心も大きく成長する2歳児。その成長を促すには、どんな遊びや体験をさせてあげるのがよいのでしょうか。今回は2歳児におすすめなおうち遊びと外遊び12選をご紹介します。
心と体の発達が進む2歳児
2歳児の発達の特徴は、運動能力が著しく高まることにあります。1歳の頃に比べると、動ける範囲も広範囲になり、歩いたり走ったりが思いのままにできるようになります。腕の力も徐々に強くなり、重いものを持ったり、何かにぶら下がったりするような運動も可能です。
手先も器用になり、いろいろな遊具やおもちゃを使いこなせるようになる時期でもあります。指先で細かいものをつまんだり、ちぎったり、という作業も次第にできるようになります。さらに、記憶力が発達するため、言葉をどんどん覚えてコミュニケーションをとろうとし、感情も豊かになり、自分の気持ちを言葉や行動で強く表現しようとします。
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2歳児におすすめの六つのおうち遊び
では、2歳児の発達を促すおすすめのおうち遊びを六つご紹介します。
1.お絵かき
2歳頃になると手先が器用になるため、クレヨンやペンなどを自分の思い通りに動かしてダイナミックに「なぐり書き」を楽しむことができるようになります。画用紙などの他に、模造紙のような大きな紙を用意してあげると、腕や体をいっぱい動かして描くことができます。
2.新聞紙遊び
新聞紙は丸めたり、ちぎったりして遊ぶことができる魅力的な材料で、工夫次第でいろいろな遊び方ができます。2歳児は、まず、大きい紙を破くことから始めましょう。大きなサイズの新聞紙を破くだけで子どもにとっては、体全身を使う運動になります。破いた紙は放り投げてヒラヒラさせて遊ぶことができます。段ボールなどに入れて、新聞紙のプールを作るとさらに子どもは喜びます。
最後はちぎった新聞紙を丸めてガムテープでとどめてボールを作ります。大きいボールを作ってキャッチボールをしたり、小さいボールをたくさん作って玉入れをして遊んだりすることができます。
3.段ボールでお家ごっこ
子どもは段ボールなどの狭い空間に入って遊ぶことが大好きです。段ボールを四角く切り抜いて窓をつけてあげるだけで、お家が完成します。お子さんと一緒に折り紙などをはったり、絵を描いたりして飾り付けましょう。
この頃になると、段ボールなどをお家に見立てて遊ぶことができます。見立て遊びをたくさんすることで、子どもの想像力がさらに鍛えられます。他には、入り口と出口を作ってトンネルにすると、くぐって遊ぶことができて、体の運動にもなります。
4.シールはりや紙ちぎり
指先を細かく動かすことができるようになる2歳児は、シールをはったり、折り紙をちぎってはったりという遊びも楽しんでできるようになります。色画用紙をお子さんの好きな形に切って台紙にし、自由にシールや紙をはらせてみましょう。
最初はうまくできなくても、経験を重ねると、より器用に指先を使うことができるようになります。
5.積み木やブロック遊び
室内遊びの定番とも言える遊びです。何かを形作るというよりは、ひたすら積み重ねたり、並べたりして楽しむ時期で、それを次第に「車」や「電車」など好きなものに見立てて遊ぶようになります。積み重ねるのが好きだったり、崩すのが好きだったり、同じ色を集めてつなげたり、子どもによってさまざまなこだわりが見られます。その子のこだわりを尊重して、繰り返し遊んであげましょう。
6.ままごと
ままごと遊びには子どもの心を育てる要素がたくさんあります。例えば、お料理を作ってママにごちそうするままごとは、コミュニケーション能力を育みます。お料理のまねをするだけでなく、ハンカチなどを洗濯バサミで挟んで干すまねをしたり、ぬいぐるみなどをひもでおぶってお世話して遊んだりと、遊びを展開させることもできます。また、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てて遊ぶことで、想像力や思いやりの心を育むことができます。
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