炭酸飲料は何歳から飲ませていい?
多くの親は、子どもに炭酸飲料を飲ませることに不安を感じています。では、実際には何歳から子どもに炭酸飲料を飲ませていいのでしょうか。また、実際に子どもの多くは何歳から炭酸飲料を飲んでいるのでしょうか。ここでは、炭酸飲料と子どもの年齢についてみていきましょう。
炭酸飲料を◯歳から飲ませてよいという基準はない
炭酸飲料は、アルコールやたばこのように、その成分自体に子どもの体に悪影響を与えるものが含まれている訳ではありません。そのため、何歳から飲ませてもいいという明確な基準はありません。しかし、炭酸飲料を飲んだ後はしっかり歯を磨かないと、虫歯の原因になります。そのため、最低でも自分で歯磨きができる年齢になってから飲ませる必要があるでしょう。そのため、早くて3歳、一般的には4歳~5歳ぐらいが炭酸飲料を飲ませはじめる年齢の目安になると考えられます。
実際には、何歳から飲ませているの?
次に気になるのが、他の親が自分の子どもに何歳から炭酸飲料を飲ませているかということでしょう。小学生以下のお子さんを持つ母親を対象にしたあるアンケート調査では、回答者の50%近くの親が炭酸飲料を飲ませていないとの結果が出ています。次に、3歳からが12%程度、2歳からが10%程度、5歳からが5%程度となっています。また、炭酸飲料を飲ませた理由にも、勝手に飲んでいた、友達と遊んでいるうちに飲んでいたといったものもあります。このことから、多くの親は、子どもには炭酸飲料を飲ませたくないと思っていることがわかります。
炭酸飲料を飲ませたくないなら・・・
炭酸飲料を一度飲んでしまったら子どもは炭酸飲料を欲しがるはずです。ただし、親として炭酸飲料を子どもに飲ませたくないのであれば炭酸飲料との接点を少なくするしかありません。
- 親が炭酸飲料を飲まない
- 家に炭酸飲料を置かない
- ファミレスなどのドリンクコーナーに子どもだけでいかせない
- 祖父母やママ友に炭酸飲料は飲ませないでほしいと伝えておく
おわりに
炭酸飲料は、のどごしがさわやかで、暑い季節にはおいしいものです。しかし、肥満の原因になったり、ご飯が食べられなくなったりと子どもに与える影響は大きいです。何歳になったら炭酸飲料を飲ませようか迷っている場合は、子どもに与える影響を考えながら決める必要があるでしょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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