子どもの睡眠不足の解消方法は?
では、果たして限られた時間の中で睡眠時間を確保するにはどうすればよいのでしょうか。健康のためにも、子どもに9時間から11時間の睡眠時間を確保してあげられるように、親が工夫できることを考えていきましょう。
生活の中の行動を振り返ってみる
夜寝付きが悪いお子さんは、日中外遊びをしていますか?お外で思い切り体を動かして遊ぶことは、よい睡眠につながります。寝る前にテレビやスマホ、パソコンを見ると、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられ、眠れなくなってしまうのも、夜更かしの原因といわれています。また、大人の都合に合わせた生活リズムになっていないかも考えてみましょう。帰宅が遅いお父さんに合わせた夕食時間や、お風呂の時間、親が見ているテレビを一緒に見てしまっているなどしている場合は、大人と子どもの時間を別々に考えてあげられるとよいですね。
早寝より、早起きを意識して生活改善
夜型の体になってしまい、どうしても夜寝付けない場合、まずは「早起き」から始めてみると効果的です。朝、早く起きてお日さまを浴びると夜に「メラトニン」が分泌されます。同様に、朝食をしっかりととることも「メラトニン」を増やすために大切なことです。「早起き」を心がけることで、少しずつ「早寝」もできるようになっていくでしょう。いろいろな対策をとっても、どうしても寝付けないようでしたら、専門医に相談してみるのも一つの方法です。
おわりに
子どもの睡眠不足は、いろいろな要因から肥満につながるといえます。肥満だけでなく、健康的な生活のためにも睡眠時間の確保は重要です。睡眠時間を含めた生活のリズムについて、親子でいろいろと話し合えるといいですね。
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国民の睡眠の基礎は新しい睡眠時間を推薦します・National Sleep Foundation in USA:
2. 子ども調査・国立青少年教育振興機構
子どもの睡眠・ e-ヘルスネット 情報提供
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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