小学生に性教育って必要?どう教えればいいの?

小学生の性教育
学校教育における性教育については、賛否両論があります。いわゆる「寝た子を起こすな」論から、「欧米に習え」論まで現場の意見もさまざまです。特に小学生のうちから性教育をおこなうことは、どのような意味があるのでしょうか。家庭内での性教育について考察をまとめました。

小学生にこそ性教育が必要な理由

小学校の友達
性に関する話題をオープンに話せる家庭はどのくらいあるでしょう。欧米と比べて、親子でこうした話題を話し合う機会は少ないのではないでしょうか。「高校生になってからでいい」「子どもは自然に知識を身につける」と考えている方は、ぜひ考え直してください。小学生にこそ、性教育が必要だと考えられる理由があります。

第2次成長期の到来

小学校高学年は、男女ともに第2次成長期が起こる時期です。第2次成長期は思春期とも呼ばれ、男の子も女の子も心と体が大きく変化します。男の子は精通、女の子は初潮を迎え、体の変化に戸惑いや不安を抱くこともしばしばです。そんな時期に、あらかじめ知識があるとないとでは、心の状態に大きな違いが生じます。子どもの成長の早い女の子は、4年生で生理がある子もいますし、全般に成長の遅い男の子は中学生になるまで声変わりがない子もいて、成長の速度はさまざま。こうした違いは、からかいやいじめの対象になりかねません。自分もお友達も大事にできる環境を作るためにも、小学生のうちに正しい知識を教えておくことはとても大切なことです。

自分だけで行動する機会が増える

小学生になると、自分だけ、もしくは子どもだけで行動する機会が増えます。学校の登下校、塾や習い事、お友達と電車に乗ってあそびに行くなど、親の目が届かない場所や時間が多くなるのです。これは同時に、大人社会との接点が増えるということでもあります。コンビニエンスストアの書架や、街中の看板といった場所に性的なメッセージを見つけることもあるでしょう。小学生を狙った性犯罪に巻き込まれる可能性もないとはいえません。こうしたときに、自分を守れるよう、性に関する知識と対処方法を教えておくべきです。

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性教育は体と心の両面から

親子の対話
性教育は、性行為の方法を教えることではありません。よく「寝た子を起こすな」と早期の性教育を批判する人がいますが、これは一面的な見方です。性教育には、体の仕組みや生殖について教える体の教育と、コミュニケーションとしての心の教育の二面性があります。この二つの教育は、同時進行で教えることが重要で、どちらが欠けても偏った性教育になってしまいます。

体の仕組みと生殖

男女の体の基本的な仕組みは、見た目の違いからわかりやすく説明することができます。外性器の違い、体つきの差については、子ども自身も理解しやすいテーマです。お風呂に入ったときや子どもから疑問が出たときをとらえて、少しずつ話をしてみましょう。生殖の仕組みは、動物や植物になぞらえて説明すると親も話しやすいと思います。低学年なら、精子や卵子、受精といった言葉を使わずに話してあげても問題ありません。小学校でも、保健の授業で性に関する話題が出るはずです。事前に、どの学年でどのような授業がおこなわれるのか情報があれば、家庭でも補完することができます。一度、保護者会で質問してみてもよいでしょう。

性行為の意味と目的

子どもが性被害に遭わないためにも、性行為について正しい知識を持っておくことは非常に重要です。性行為は、生殖のためだけではなく、コミュニケーションの手段としてもおこなわれます。小学生に教えておきたい性行為についての知識は、性交そのものよりも、体に触ること触られることの意味についてです。自分の体はとても大事で、たとえ親であっても触られてイヤな場合はNOと言うこと、胸やお尻、性器など人前で隠す部分は簡単に人に触らせたり、触ったりしてはいけないことについて、低学年のうちから教えておくことは重要です。性行為は愛情表現であり、好きな人とするのだというメッセージをしっかり伝えてください。

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2歳差で生まれた娘と息子はすでに高校生。子育ても一段落したと思いきや、思春期の悩みに付き合わされている40代後半の働くお母さんです。保育の現場で子ども達に癒やされながら日々勉強中。しかし子育てには、教員免許もたいして役に立たず。それよりも、演劇部で鍛えた妄想力と演技力の方が役に立ったような気がします。「子どもの主食はあそび」の信念で、とにかく楽しく、子どもの人権を尊重した育児が理想。あくまで、理想・・・。

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