待機状態を回避するために!保活のポイント
待機児童になるのを避けるためには、ただ漠然と保活をするのは危険です。申し込んだ全ての園に断られてから「もっと計画的に保活をすべきだった」と感じたママも多いようです。保育園に申し込む前に、情報収集することが大切です。
事前リサーチで競争率を予測
保活のポイントは、なんといっても情報収集にあります。自治体が配布する資料に目を通すだけでは後れをとってしまうかも。意欲的に情報を仕入れましょう。
希望が殺到する園には要注意
自治体に提出する申込書に、保育園の名前を希望順に欄が設けられている場合があります。このような場合、どの園を上位に持ってくるかが重要です。希望者が殺到している1番人気の保育園を第1希望にした場合、多くの希望者と点数を競い合うことになります。
小規模な園や駅から遠い園にも魅力が
多くの人が希望する保育園の条件として、施設が充実している・アクセスがよいことが重要なポイントです。しかし、この条件を満たしていなくても、魅力的な園は多数あります。小規模な園では子どもに目が行き届いている、車通勤なら駅から離れていても通えるなど、視野を広げれば穴場の園が見つかるかもしれません。
認証保育所・認定保育園も視野に入れて
住んでいる地域に認証保育所、あるいは認定保育園がある場合、ぜひそちらもチェックしておきたいもの。呼び方は自治体によって異なりますが、自治体独自が認証・認定している保育園で、認可保育園と無認可保育園の中間的な存在です。
直接園に申し込み、先着順で内定がもらえる園も!
認可保育園との大きな違いは、その申し込み方。例えば東京都の認証保育所や、神奈川県川崎市の認定保育園をでは、園に直接申し込むことができます。受付の方法はさまざまですが、先着順に入れる園もあり、中には妊娠中に見学などを受け付けているケースも!最初から認証保育所に絞って保活する、という選択肢もアリかもしれません。
おわりに
保育園はママの仕事人生を左右する問題です。また、家計にも影響することから、家族全員の問題でもあります。待機児童を回避するためにも、申し込み開始に先立って情報収集を行いましょう。不明な点がある場合は、お住いの地域の自治体や保育園にお問い合わせください。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。