みんながやってよかったトイトレの工夫あれこれ
その他にも、実際にお母さん達が「やってよかった」と実感している、トイトレの工夫をご紹介します。うんちにもおしっこにも活用可能なので、組み合わせて実践してみてください。
トイトレをはじめる季節は大切
寒い時期にトイトレをはじめると、寒さでパンツを脱ぎたくない、寒いトイレに生きたくないという理由で、トイトレが上手くいかない場合があります。また、トイトレに失敗したときに、寒い中お風呂場でおしりを洗うのも大変ですよね。
トイトレは、暖かい季節に始めるほうが上手くいく確率がグンとアップします。はじめるのであれば、春や夏にかけてがおすすめですよ。
イベントを利用してトイレを使えるように
トイトレは計画的に行うものというイメージがありますが、以下のような思わぬタイミングやきっかけで、トイレで排泄ができるようになったというケースも実は多いのです。
祖父母の家にお泊りをしたとき
友達の家で
外出中に
など、致し方なくトイレを利用せざるを得ない環境に身を置いていると、勢いでトイレを使えるようになることは、結構よくあることです。子どもにとっての「一歩の勇気」は家ではなく、ちょっとだけハードルが高くなる外出時だからこそ出せるものなのかもしれません。
また、それが子どもの「自信」になり、次からは家でも問題無くトイレで排泄できるようになることでしょう。
本人の意思を尊重し、無理させないのがいちばん
トイトレいちばんのコツは、「無理をさせない」ことです。わたしたちがそうであったように、子どももいつかは1人でトイレができるようになります。他の子に比べて遅い、早くトイトレ成功させないと・・・というのは親の都合ですよね。
トイトレがうまくいかないと、ついつい不安な気持ちになってしまうものですが、子どもは着実に毎日ものすごいスピードで成長し続けているので、安心してくださいね。無理をさせてしまうとプレッシャーとなり、かえってうまくトイレができないことにもなりかねません。焦らずに気長に待ってあげることも大切です。
おわりに
成長や感性はひとそれぞれ違うので、トイトレの卒業時期にも個人差があります。一生に一度しかないトイトレ。今しか味わえない体験やよろこびを大切にしつつ、トイトレを実践していただければと思います。子どものトイトレが上手に出来た時は、一緒によろこんであげて、おもいっきり褒めてあげてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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