トイトレでおしっこよりうんちが長引くワケ

トイレトレーニングが長引く
おしっこのトイトレは順調に進んでいるのに、うんちのトイトレがうまくいかない。おしっこの時は教えてくれるのに、うんちの時は教えてくれない。こんなことは、ありませんか?
世間でも、おしっこよりも、うんちのトイトレがうまくいかないという方のほうが圧倒的に多いと言われています。なぜならうんちのトイトレの方が長引いてしまうのには、理由があるからなのです。
ここでは、うんちのトイトレが長引いてしまう理由と、うんちのトイトレを成功させるコツや工夫について、ご紹介します。

トイトレでうんちの方が長引くのは、なぜ?

トイレで泣く
トイトレでうんちの方が長引いてしまうのは、子どもがトイレで「うんちをしたくない」と思ってしまうワケがあるからとされています。そのためおしっこはトイレでしたがるのに、うんちはオムツでしかしたがらない子も多いのです。
なぜ、子どもは「トイレでうんちをしたくない」と思ってしまうのでしょうか?うんちのトイトレを成功させるコツは、子どもが「嫌だ」と思うことを解消してあげるところに解決策が隠されています。

うんちをする時の感覚に抵抗があるから

子どもは敏感なので、大人が「そんなことで?」と思うようなことでも、不快に感じたり怖がったりするものです。子どもがうんちをトイレでしたがらないワケのひとつに、「トイレでうんちをする感覚に抵抗を感じている」ことが挙げられます。つまりうんちをトイレでするときに、何かしら不快なことがあるからなんですね。

例えば
うんちが下にポトっと落ちていく感覚が怖い
うんちが落ちた時に跳ねる水がかかってお尻が濡れるのがイヤ
足がぷらぷらしている状態で力むのが怖い

もしかすると、こんなことが理由で、トイレでうんちをしたくないと感じているかもしれません。

意識的に便意を我慢してしまっているかも

うんちが硬いと、便意を感じた時に、肛門部分に若干の痛みを感じることがあります。大人であれば「あ、便意がきたな。うんちを出せばスッキリと楽になれる。」と分かっているので、積極的に排泄をしようとしますが子どもの場合は逆で、痛みを解消しようと便意を我慢してしまうことがあるのです。
便意を我慢してしまうと便秘気味になってしまい、次に便意を感じる時には前よりもさらに痛みを感じるようになり、また我慢してしまうのです。このように、排泄の悪循環に陥ってしまい、うんちトレーニングがうまくいかないこともよくあるケースです。

そもそも、うんちは回数が少ないことも考えられる

そもそもうんちのトイトレの経験が不十分なためうんちをトイレですることが定着しないということも考えられます。トイトレを始める平均的な年齢である2~3歳児のおしっこの頻度は、1日に6~10回程度ですが、うんちは1日に1、2回程度です。おしっこのトイトレを積む機会は十分にありますが、うんちをトレーニングする機会はさほどありません。
お母さんも、1日に10回近くあるおしっこのトイトレに疲れてしまい、「うんちはまだいいか」と後回しになりがちになってしまうことも、うんちのトイトレが長引いてしまう理由のひとつになっているかもしれません。

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うんちのトイトレを成功させる方法やコツ

トイレの成功
うんちがおしっこよりも長引いてしまう原因を踏まえた上で、うんちのトイトレを成功させるコツをご紹介しますね。どれも難しいことはなく、簡単に実践できることばかりなので、うんちが長引いてしまっている方は試してみてください。

なるべくおしっこと一緒にトイトレをする

後回しになりがちなうんちのトイトレは、なるべくおしっこと一緒にトレーニングするようにしましょう。おしっこをトイレでし終わったあとは、「うんち、出そう?」「うんちも一緒に出していいよ」などと、促してあげましょう。おしっこをトイレでしたあとに、うんちもするとなると少し時間もかかってしまいますが、急かさずに気長に待ってあげるのがうんちのトイトレ成功のコツです。
忙しいお母さんにとっては「待つ」ことは大変かもしれませんが、早くオムツがとれてくれると、そのぶん手間もかからなくなって後が随分と楽になりますよ。

うんちをしやすい環境を整えてあげる

子どもがトイレでうんちをする時に感じる不快感や抵抗感を取り除くことを意識して、トイレ環境を整えてあげると、ずいぶんとトイトレがしやすくなるでしょう。うんちのポトっと落ちる感覚と水はね防止には、トイレットペーパーを便器の中に、ふわっと敷き詰めることで対策できます。また足がぷらぷらするのを防止するために踏み台を設置してあげるのもいいでしょう。
大人にとっては些細なことかもしれませんが、子どもにとっては大きなことです。こういった対策をしただけで、トイレでのうんちに抵抗が無くなったという子も多いんですよ。

健康的なうんちがつくられやすい食事を心がける

うんちが硬く便秘気味になってしまうと、便意の痛みでうんちをすること自体が嫌いになったり、痛みを解消しようと便意を意識的に我慢してしまったりすることがあります。こういったことにならないように、日頃から食物繊維の多い食事を心がけ、うんちを固めてしまう作用のある牛乳をあまり飲み過ぎないようにするなどの工夫を心がけましょう。
ちなみに、食物繊維は野菜ジュースなどからは摂取できないので、繊維の多い野菜から摂取するようにしてくださいね。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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