子どもにおすすめ!ペット三選とは
ひとくちにペットといっても、さまざまな種類があげられます。親子ともども、どのペットを選ぼうか悩んでいる方もいることでしょう。ここでは、子どもにおすすめの定番のペットから、飼いやすいといわれるペットまでご紹介します。
まるで兄弟!一緒に成長できる犬
いつの時代でも、人間の生活に寄り添い、人気の高い犬。犬は、成長が分かりやすいので、子どもと一緒に成長する姿を楽しむことができます。知能が高く、きちんとしたしつけを行うことで、さまざまなことを覚えてくれることが多いため、子どもにとっても、育てがいのあるペットです。
また、子どもの成長とともに、犬と一緒に写真を撮り、アルバムにすることなどで、家族で思い出を振り返ることもできるでしょう。
犬にはさまざまな種類が存在しますが、おすすめなものに「ミュニュチュア・シュナウザー」という品種がいます。この犬は、体長が30センチ代と小柄なため、家の広さに関わらず飼うことができます。また、ネズミなどの捕獲をするための番犬だったせいもあり、人間に対して従順な性格を持ち合わせています。そのため、子どもでもとても接しやすいという特徴を持っています。さらに、温和な性格で、抱っこにも抵抗がないため、初めてのペットとしても飼いやすいと言えます。
表情ゆたか!室内飼いができるネコ
そっけない素振りを見せたと思ったら、かわいく甘えて来るなど、表情がゆたかなネコは、近年人気が急上昇中のペットです。昔は、外で飼うことが多いものでしたが、最近は室内で飼うことが定番となりつつあります。また犬のように、散歩の必要がなく、勉強や習い事で忙しい子どもや仕事をしている家庭でも、負担が少ないといえるでしょう。ただ、ネコはつめをとぐ習性がありますので、家具などを傷つけないような注意や工夫が必要となります。
子どもにおすすめなネコのひとつに、「ラグドール」という種類のネコがいます。身体は一般的なネコより大きく、体長は約50センチあります。少し近寄りがたいオーラがありますが、抱っこされることが大好きで、大人しい性格です。そのため、引っかかれる心配も少ないですし、人懐こいため、小さな子どもでも受け入れてくれる懐の広さを持っています。
マンションでも安心!癒やされるウサギ
ウサギは声帯がないため、鳴くことをせず、マンションなどでも飼いやすい品種です。また、ウサギは室内で飼うことが基本となっています。しかし、体が小さいため、十分なスペースがなくても安心です。また、ウサギは散歩の必要性はありませんが、ケージに入れたままにしておくのではなく、室内で適度に遊ばせ、運動不足にならないように気をつけてください。おだやかな性格でちょっぴりデリケートなウサギは、触れ合うことで家族ともども癒やされることでしょう。
ウサギの中で、子どもにもふさわしいのは、「ドワーフ・ホト」という品種です。日本ではめずらしいウサギですが、明るい性格で、きちんとしつけをすれば、抱っこやトイレの場所も覚えてくれます。ただ、ウサギは本来抱っこをされるのが得意な動物ではありませんので、赤ちゃんの頃から慣れさせておくことがポイントです。
おわりに
ペットを飼うことで、子どもの情緒がゆたかになるとともに、さまざまな事柄を学ぶことができます。また、親をはじめ、家庭全体に良い影響をもたらすことも多いといわれています。子どもや家庭環境のことなども考えながら、自分たちに合ったペットと出会うことができると良いですね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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