家庭菜園初心者におすすめの野菜とは?
子どもの好きな野菜・嫌いな野菜の結果を踏まえ、どんな野菜を育てるか考えてみましょう。どちらの野菜を選ぶにしても、初めて家庭菜園にトライするなら、育てやすい作物に挑戦することをおすすめします。子どもが好きな野菜・嫌いな野菜それぞれで、チャレンジしやすいものをご紹介します。
子どもに人気があり、作りやすい野菜
まずは、子どもが好きな野菜で、初心者でも取り組みやすいものを見ていきましょう。
(1)トマト
子どもが好きな野菜1位のトマトは、家庭菜園の定番ともいえる野菜です。家庭菜園初心者にも簡単に作ることができ、しかも栄養が豊富です。初めての場合はミニトマトや中玉のものがおすすめです。
(2)きゅうり
意外にも子どもが好きな野菜7位に入ったきゅうり。いろいろな種類がありますが、家庭菜園に向いているのは夏きゅうりです。夏きゅうりは暑さに強く虫食いにも強いため、育てやすい野菜です。
(3)枝豆
子どもが好きな野菜9位の枝豆。暑さに強く、短期間で収穫できるので初心者向きです。枝豆の種には生育の速さによってわせ種・中生種・おくて種に分かれていますが、家庭菜園ではわせ種を使うのが一般的。春から初夏にかけて種をまき、2.5カ月程度で収穫できます。発芽直後には鳥に食べられやすいので、防虫ネットなどをかけておくことがポイントです。
子どもが嫌いな野菜にあえて挑戦
初心者が取り組みやすい野菜で、子どもが嫌いな野菜を紹介します。自分で一生懸命育てた野菜なら、嫌いなものでも頑張って挑戦してくれるかもしれませんね。
(1)ナス
子どもが嫌いな野菜の9位に入っているナス。家庭菜園で比較的育てやすく、栄養素の高い野菜の一つです。高温多湿を好み、寒さに弱いので寒くなる前に収穫します。
(2)ピーマン
ピーマンは子どもが嫌いな野菜の5位。ただし家庭菜園には人気の野菜で、タキイ種苗アンケートでは「家庭菜園で作っている野菜」の第4位です。植えつけがうまくいけば、虫食いにも強いため、育てやすい野菜です。
(3)ゴーヤ
子どもが嫌いな野菜1位のゴーヤですが、「家庭菜園で作っている野菜」の8位にランクイン。食用としてだけでなく、窓際で育てて「緑のカーテン」としても活用できるため、人気があるのでしょう。園芸用ネットで弦をはわせる手間がかかりますが、それ以外は簡単に育てることができます。
おわりに
玄関先やベランダで気軽に始められる家庭菜園は、子どもの心の成長や発達を促進したり、苦手な野菜を食べられるようになったりと、子どもにとって良い効果を与えてくれます。また小学生になれば、理科の勉強にもなります。育てやすい野菜も多いので、ぜひチャレンジしてください。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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