おむつなし育児法って何?赤ちゃんがおむつをしていなかったらおしっこやうんちで汚れ放題ですよね。おむつをしていれば排せつ処理の手間が省けます。しかし、赤ちゃんがおむつをするのは、実は親の身勝手ともいえます。赤ちゃんだって本当はおむつを付けるよりしていない方が気持ちがいいかもしれません。「おむつなし育児」は、昔から取り入れられていた赤ちゃんにとって自然な排せつなのです。なるべく赤ちゃんが快適に過ごせるようにおむつなし育児法を実践してみてはいかがですか?
早速おむつなし育児法を始めましょう!
おむつなし育児法の目的は、赤ちゃんとママとのコミュニケーションを深めることです。おむつだと1日数回交換するだけですが、おむつなしの場合、ママは赤ちゃんの排せつのタイミングを気に掛けます。そして、おしっこをさせるときは「シーシー」、うんちが出そうなときには「うーんうーん」と声掛けをするなど、排せつ後に「出たね。えらいね」などと話しかける機会が多くなるのです。
おむつなし育児法で用意するものは?
さて、始める前に準備するものがあります。まずは、おまるや赤ちゃん用の便座です。新生児なら洗面器でもいいですよ。それと、寝ている間におもらしをするかもしれないので防水シートを敷いておくと便利です。首の据わらない赤ちゃんの場合は首を支えてあげるのは大変ですから、多めにタオルを用意して上にさせます。そして、24時間外さないなら紙おむつも用意してくださいね。
一定の時間を決めて排せつさせましょう
1日の中で、おむつを外して排せつさせる時間を決めましょう。まずは朝起きてすぐやお昼寝後です。おむつにおしっこをしていなかったらチャンスです。そして、授乳後や食後です。赤ちゃんは内臓が小さいためすぐにおしっこやうんちが出るので排せつする確率が高くなります。やがては、同じタイミングで排せつを促していることにより自然に習慣がついてくるので、おむつを外している時間は増えてきますよ。
おむつなし育児法は毎日しないと効果がないの?
このおむつなし育児法は赤ちゃんとママのペースでゆっくりと行ってください。週に1回でもいいですし、昼間の数時間でも構いません。赤ちゃんが風邪気味や機嫌の悪いときは避けた方がいいですね。ママも体調の悪いときは負担になりますから、落ち着いてリラックスできるときの方がスムーズにできます。やがては、おしゃべりのできない赤ちゃんでも排せつの前には何らかのサインを出してくるようになります。
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おむつなし育児のメリットはどんなこと?
今注目を浴びているおむつなし育児法にはたくさんのメリットがあります。その中でも、赤ちゃんとママとのコミュニケーションが深まることがなんといっても最大のメリットです。赤ちゃんはすぐに成長して自立してしまいます。しっかりお世話をしてあげられるこの貴重な時間を持てることはとても幸せなことですね。
おむつで育った子より早く排せつの自立ができる
おむつなし育児法で育った赤ちゃんはたいてい2歳になるまでにはおむつが外れるので、おむつを付けている子どもよりも早く排せつが自立できます。ですから、トイレトレーニングは不要となりママも楽ちんです。また、狭いおむつでの排せつは不十分で、残尿や便秘の原因になることも考えられます。早くから自然の排せつができれば、気持ちよく出し切れて健康にもいいでしょう。
おむつかぶれがなくなり赤ちゃんが快適に過ごせます
今ではいろいろな種類があり、高性能な紙おむつが発売されています。おしっこ数回分吸収しておしりはいつでもさらっとしているとうたっていても、個人差があるのでトラブルを抱える赤ちゃんもいます。痛かゆいのはかわいそうです。おむつをしなければかぶれることもありませんので、敏感肌の赤ちゃんには特におすすめですね。また、おむつ代の節約になりますし、使用後のおむつを捨てることがないのでごみが減り環境にも優しいです。
自然のリズムで排せつができるので赤ちゃんはご機嫌
生まれたばかりの赤ちゃんにも大人と同じように自然に排せつする能力を持っているので、おむつを付けていることが快適ではないのです。自然のタイミングで排せつができれば、自然なリズムで生活できるようになり、気分よく食事をしたり遊んだりすることもできるでしょう。また、おむつを付けているゴワゴワ感がないので、動きが制限されることがなく活発になります。
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高校2年と小学6年の女の子の母です。パンとお菓子作りが生きがいです。
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