子どもに火遊びをさせないようにするための三つの約束

火が出たときの対策もしておこう

消火活動
火遊びをしないための約束をしたとしても、絶対火災が起きないとも限りません。そのため万が一、火が出たときにどのような行動をするのか、子どもと約束しておく必要があります。ここでは、どのような対策をとればいいかを確認します。

すぐに火から離れ、体を低くして逃げる

火災が起きて一番大事なのは子どもの命です。特に子どもの場合は火を消そうとしても、うまく火を消せず事態が大きくなってしまう場合も多いです。そのため、火が出たらすぐにその場から離れることを、徹底して子どもと約束する必要があります。また、煙を吸って一酸化炭素中毒になる可能性もあります。逃げるときは、必ず体を低くするように子どもと約束してください。ハンカチなどがすぐ近くにあれば、鼻や口を隠して煙を吸わないことも大事です。

大人に知らせるか119番に電話する

すぐに火から離れることができたら、次は火災が起きたことを大人に知らせる必要があります。そのままにしておくと、火がどんどん広がっていく恐れがあります。すぐに近くにいる大人に火事を知らせる、大人が近くにいないときは大声を出すことなどを、子どもと約束しておきましょう。また、年齢によっては、119番に電話すれば消防署につながることを教えておくのも良いでしょう。あらかじめ、住所や電話番号、名前などを記載したメモを作成し、そのメモがある場所を子どもに教えておけばスムーズに話が進むでしょう。

おわりに

子どもを火災から守るためには、火遊びをさせないようにすること、火が出たときの行動をすぐにとれるようにすることを、普段から繰り返し約束しておくことが必要です。この記事を参考にもう一度、子どもの火災に対する意識を徹底させましょう。

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