保育記事監修者プロフィール:伊藤美緒先生
保育士。学生時代に児童心理学を学び、幼少期の関わりがその後の人生を左右することに強い関心を持ち、自身の研究テーマとする。
3児の母で、長女の小受では全勝を果たす。現在6年目となる保育現場や幼児教室で本領発揮し、周囲から絶大なる信頼を得ている。
生活教育こどもと幼児園 http://kodomoto.tokyo/
基本的に、「保育ができない状況にあるから保育園に預ける」というのが保育園の一般的な認識。でも、どうしても平日に用事を済ませないといけないときや、リフレッシュしたり、たまった家事をしたりしたいから有給を取るときもあると思います。
それっていけないこと?保育園にバレると気まずい?グレーな話なだけに意外と聞けない!そんな疑問にお答えします。
保育園によって方針が異なるのでチェック
「親が休みのときは園児も保育園は休み」の園と「親がお休みでも預けてもらってOK」の園と、保育園によって方針はさまざまです。
また、方針はあっても実際は…というケースもあり、各園の雰囲気をみて判断する必要があるのが現状のようです。
入園時、申込時に方針の説明を受けることが多い
平日に保護者が休みである日の預かりについては、申込書の契約内容や入園説明の際に言及されることが多いです。多く聞かれる事例が、「3歳未満は親が休みなら子どもも一緒に休み、3歳以上は親が休みでも子どもは預かりOK」というものです。
同じ保育園でも年次により保育の方針・重要視されることが異なるという特徴があります。この方針については事前に園からしっかり説明を受けておきましょう。
親が休みでも子どもは登園OKの理由
「パパとママがきちんとリフレッシュしないと家庭でよい育児環境ができない」「ママが過労になってまで頑張りすぎる必要はないから預かる」という見解から理解を示してくれる園があります。
また、幼児クラスになると他の園児と一緒のペースでカリキュラムや制作などを進めているため、欠席になると逆に全体の進行が遅れて困る、というケースもあるようです。
親が休みなら子どもは登園NGの理由
「そもそも保育園は、面倒がみられないから預けるところ。」という本来の趣旨を徹底している園が多いです。「まだ小さいのだから、お休みのときくらいはゆっくり一緒に過ごしてあげてください」と家庭保育の重要性を考える園も多くあります。もっともな意見ですが、そうはいっても親も休みたいという事情もあるので、難しいところですね。
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具体的にみんなはどうしてるの?
これまで書いたように、園ごとに方針が違い、一般的にも賛否両論があります。とはいえ、ホントの現場ではみんなどうしているのでしょうか?保育園の方針もさまざまで実態は現場によるところが多いようです。実際にはどうなのでしょうか。
有給のときも子どもを預けています!という人は…
保育園が親の休みに理解がある場合は、有給のときも子どもを預けやすいようです。その場合には、「どんな用事があっていつまでに迎えに行きます」ときちんと連絡を取れる必要を求められる場合が多いです。
有給を利用して休む理由は、ただ遊びに行くだけでなく、通院や法事、健康診断など、いろいろありますよね。有給の度に子どもを預けるのは気が引けても、正当な理由があれば休みやすいものです。
強硬派も!保育園側にバレずに預ける!
保護者が休みのときは子どもも休み、という方針の保育園の場合には有給のときに預けにくいもの。人間ドックやセミナーに参加など正当な理由があっても受け付けてもらえない場合はどうしたらよいでしょうか。
お休みだと思われないように、子どもを送っていく時間もお迎えに行く時間もいつも通りというやり方があるようです。化粧も服もいつも通りにして休みであることを知られないようにしている方もいるようです!
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お酒が好きですが育児もがんばっています。
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