子どもに適した栄養補給・疲労回復の方法
15歳以下の子どもが体力的に著しく疲労しているときには、体力回復のために親としてどのような対応が望ましいのでしょうか。子どもでも飲める栄養ドリンクや睡眠や栄養といった基本的な生活の見直しについて今一度考えてみましょう。
子ども用栄養ドリンクなら飲んでもOK!
どうしても栄養ドリンクが必要であれば「ユンケルジュニア」「リポビタンDキッズ」など子ども用の栄養ドリンクを与えましょう。子ども用栄養ドリンクには子どもの成長に悪影響が心配されるカフェインやアルコールは含まれていませんが、疲労回復に効果のあるタウリンや成長に欠かせないカルシウムやビタミンB群が含まれています。しかし、飲料水に常飲するのではなく「どうしても」のときのお助けドリンクと心得ましょう。
クエン酸を含む果物や野菜をジュースに
子ども用栄養ドリンクにはカフェインやアルコールは含まれませんが、有効とされる栄養成分も人工的に合成されたものなので天然の栄養成分とは体内での代謝・吸収のされ方が異なります。子どもの疲労回復ドリンクとしてはクエン酸をたっぷり含む果物や野菜を使ったジュースがおすすめです。レモン、グレープフルーツ、みかん、トマト、キウイ、パイナップル、などでミックスジュースを作ってみましょう。時間の余裕が無いときは市販の100%トマトジュースなどもおすすめですよ。
子どもの食事や睡眠時間について見直す
現代っ子は勉強にスポーツに習い事にと忙しい日々ですが、やはり疲労がたまっているようなら十分な睡眠が疲労回復には一番効果的です。睡眠前に親子で簡単なストレッチを行い、こわばった体の筋肉をほぐしてから眠ると良質な睡眠が得られますよ。規則正しい睡眠やバランスのよい食事で、子どもが疲労をためない工夫をしてあげたいですね。
おわりに
大人用栄養ドリンクはカフェイン、アルコール、糖分などが多く含まれ体への負担が大きいため子どもには適していません。疲労が激しいときは子ども用栄養ドリンクで一時しのぎをする、ということも場合によってはあり得ますが、安易に与えず「本当にわが子に必要なのか」よく考えてみましょう。
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高校生男子と中学生女子の母。思春期真っ只中の2人の子育て、まだまだ奮闘中です。
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