添い乳で高まる?!二つの病気のリスク
これもデメリットに含まれるかと思いますが、あまり気にせずに添い乳を続けていると、ママ・赤ちゃんともにある病気にかかるリスクが高くなる可能性もあります。でも、ちょっとした注意をしておけばそのリスクも最低限に抑えられます。その病気とは何なのでしょうか。
1:同じおっぱいに偏らないように!乳腺炎
どんな方でも、「こっちを向いていた方が寝やすい」など、寝るときの好きな体勢があるのではないでしょうか。それにあわせて添い乳をするとなると、いつも同じ側のおっぱいばかりあげることになってしまいますよね。すると、もう片方のおっぱいは母乳が詰まったままの状態が続き、乳腺炎につながるリスクが高まります。楽な体勢に偏らず、添い乳のときは左右満遍なくあげるようにしましょう。
また、添い乳では抱っこの状態での授乳と比べて吸い方が浅くなることが多いのも、乳腺炎になりやすくなる原因だとされています。体質なども関係するようですが、特にすでに乳腺炎になったことがあるママは特に注意した方がいいでしょう。
2:母乳が耳に入らないように!中耳炎
添い乳のとき、赤ちゃんは横向けやあおむけの状態になります。その状態でおっぱいを飲んでいると、気づかないうちに母乳が耳の中に入ってしまい、中耳炎になることも少なくありません。赤ちゃんがおっぱいから口を離したすきに耳に入り込んでしまうこともあります。
こうしたリスクを避けるためには、赤ちゃんがおっぱいから口を離したら、おっぱいを赤ちゃんの耳からできるだけ離す、添い乳が終わったら耳の方に母乳が垂れていないかチェックするようにするといいでしょう。
おわりに
育児で寝不足続きのママにとっては、添い乳はとても魅力的に感じられる授乳方法だと思います。でも、ここでお伝えしたようにデメリットも十分把握した上で、添い乳をするかしないかを検討することをおすすめします。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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