新型ばんそうこうのメリット・デメリット
最後に、新型ばんそうこうを使用することのメリットについて、そして旧型ばんそうこうと比べた時のデメリットについてご説明いたします。さらに新型ばんそうこうを貼りかえるタイミングについてもご案内いたしますので、ぜひ参考になさってみてください。
新型ばんそうこうを使用するメリット
前述しましたが、やはり消毒や薬が必要ないために子どもの痛みを軽減できるということが一つメリットとしてあります。さらに、傷口が常にうるおいを持った状態であるため、従来型のばんそうこうでは必ずできてしまうかさぶたができません。かさぶたができてしまうと傷あとが残りやすくなり、完治後の見た目がどうしても気になってしまいます。新型ばんそうこうを使うことで、傷口がきれいにしかも早く治るということが一番のメリットです。
新型ばんそうこうを使用するデメリット
新型ばんそうこうにもデメリットはあります。まず、価格の問題。新型ばんそうこうは小さいものでも500円前後、大きめのものになると1500円ほどする商品もあります。100円程度で買うことのできる従来型のばんそうこうに比べると金額的に大きな差があるといえます。さらに新型ばんそうこうは傷口に密着した状態であるため、貼る前の傷口を清潔にする処置を怠るとかえってバイ菌が繁殖しやすくなってしまうというデメリットもあります。
新型ばんそうこうを貼りかえるタイミングは?
新型ばんそうこうは数日間貼りっぱなしでも大丈夫な作りではありますが、やはり貼りかえた方がよいタイミングがあります。傷口から浸出液が出るとばんそうこうが白くふくらみますが、そのふくらみはやはり初日から二日目ぐらいが一番多いです。ばんそうこうの端までふくらみが来てしまうと、そこからバイ菌が侵入してきてしまうので、すぐに貼りかえましょう。粘着力の強い新型ばんそうこうをはがす時は、お湯などで温めるとはがれやすくなります。
おわりに
今回は、従来型のばんそうこうとハイドロコロイド素材の新型ばんそうこうとの違いや特徴、新型ばんそうこうの正しい使い方とメリット・デメリットについてご説明いたしました。新型ばんそうこうを正しく使って、早くきれいに子どもの傷口を治してあげてくださいね。
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二人の男の子の母です。もともと野球ファンでしたが、今は息子の影響ですっかりサッカー狂になりました。
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