男性保育士との関係を良好なものに
子どもが大好きで保育士になった男性が、男性というだけでスムーズに仕事ができずに気を遣ってしまうなんて何だか切ないですよね。男性保育士が責任感を持って良好な園内環境を整えていくためは、保護者の考え方を変えていくことも大切なポイントです。ここでは、男性保育士との関係をうまく築いていくためのコツをご紹介します。
園での子どもの様子を聞いてみよう
子どもの世話に対して不安を感じるのは、単純に相手を信頼していないからでしょう。「悪い人ではないけれど、本当に大丈夫かな?」この気持ちは、性差に関係なく職場・ご近所での人間関係でも起こり得ることです。子どもが毎日園内でどんな風に過ごしているか、どんなことをしているのかなど、男性保育士と積極的に会話をし、相手の性格や特徴を知る努力をしてみましょう。お互いが少しずつ話すきっかけを増やすことで、双方のコミュニケーションを深めるきっかけになります。
他の先生や卒業園児の親などに評判を聞く
周りからの評判は、自分だけのかたよった考えにかたよらず客観的な視点をもたらしてくれます。子どもたちと男性保育士はどんな遊びをしているのか、卒業園児とどんな風に接していたのかなどを聞くことで、男性保育士に対する誤解や不安解消につながり、信頼感が芽生える可能性もあるでしょう。
おわりに
男性保育士は、女性保育士にはない魅力があります。保育内容が多様化することを考えれば、保護者から見たメリットもあるでしょう。双方が良好な関係を築き、男性保育士が働きやすく、保護者が子どもを安心して預けられる環境ができあがっていくといいですね。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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