【保育監修】普通の保育園と何がちがう?小規模保育園のメリットとデメリット

保育記事監修者プロフィール:伊藤 先生のイラスト 伊藤美緒先生

保育士。学生時代に児童心理学を学び、幼少期の関わりがその後の人生を左右することに強い関心を持ち、自身の研究テーマとする。

3児の母で、長女の小受では全勝を果たす。現在6年目となる保育現場や幼児教室で本領発揮し、周囲から絶大なる信頼を得ている。

生活教育こどもと幼児園 http://kodomoto.tokyo/


小規模保育園
職場復帰を目指して情報を集めている中で、「小規模保育園」という名称を聞いたことはありませんか?「小規模保育園」とは文字通り、小規模な人数と設備で運営されている保育園です。2015年の制度改革によって新しく制度化されました。「どんな保育園を選んだらいいの?」と迷っている方に向けて、メリット・デメリットをご紹介します。

小規模保育園ってどんな保育園?

小規模保育園の特徴
小規模保育園は、少人数制の小規模保育を行う保育園です。2015年の制度改革によって、新たに認可基準が定められ、認可された事業所は行政からの資金援助を受けられることになりました。都市部では、急速に新規の開設が増加しています。

対象になるのは0歳から3歳未満

小規模保育園とは、対象年齢3歳未満、定員6~19名の小規模保育を行う園のことです。0~6歳児までを預かる一般的な保育園と比べて、年齢制限があり、定員も非常に少ない点が特徴です。新規開設がしやすいことから、待機児童問題の解決に有効であるとして期待されています。3歳未満ということは、預かってくれるのは0、1、2歳までの子どもたち。そのため、3歳になると他の施設に移らなければなりません。

小規模保育園には3つの型がある

小規模保育園には、A型・B型・C型があり、それぞれ保育士資格を持つ職員の割合が異なっています。

  • A型 保育士率100%
  • B型 保育士率50%
  • C型 保育士率0%(ただし家庭福祉員等の資格が必要)

A型はこれまでの保育所とほぼ変わりません。分園のようなものと考えてください。C型は保育ママのような家庭的小グループの保育に近い形で、B型はその中間をイメージするとわかりやすいでしょう。

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小規模保育園に預ける三つのメリット

小規模保育園のメリット
「預かってもらえればどこでもいい」というわけにはいきません。子どもをどのような環境で育てたいか、安心して預けられるのはどのような園か、やはり事前に十分検討したいですね。そこで、小規模保育園に預けるメリットを3つご紹介します。

子どもの興味に寄り添う「手厚い保育」

小規模保育園の最大のメリットは、ひとりひとりに目を向けた手厚い保育が行われるという点です。配置される保育従事者の数は、定員20名以上の保育園で定められている数にプラス1名という決まりがあります。そのため、より細やかな配慮が期待できます。子どもたちを日々観察し、臨機応変に保育プログラムを変更することも可能です。小規模保育園ならではのフットワークの軽さが、子どもの気持ちや興味に寄り添う保育につながっています。

3歳以降の預け場所の確保「連携施設」

小規模保育園には0~3歳未満という年齢制限があります。3歳になると、別の預け先を探さなくてはなりません。そのため、卒園した3歳児の受け入れを行ってくれる連携施設を設けるよう、行政が指導しています。この連携施設の確保は認可基準のひとつとなっています。近隣の認可保育所や幼稚園が受け入れ先になっている場合が多く、送迎の時間や環境などの変化が少なくてすむ点がメリットです。

集団に馴染(なじ)みにくい子も安心「少人数制」

大勢の中では萎縮してしまう子や、何も気にせずマイペースで動きまわってしまう子は、大きな集団には馴染(なじ)みにくいかもしれません。しかし、小規模保育園は少人数のクラス編成になるため、こうした性格の子にも丁寧に対応することができます。人数が多いと、限られた時間の中で手を洗わせたり、食事をさせたり、なにかと時間を気にした行動を強いる場面が多くなります。少人数制なら時間にも余裕があり、それぞれのペースを尊重する保育が可能です。

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2歳差で生まれた娘と息子はすでに高校生。子育ても一段落したと思いきや、思春期の悩みに付き合わされている40代後半の働くお母さんです。保育の現場で子ども達に癒やされながら日々勉強中。しかし子育てには、教員免許もたいして役に立たず。それよりも、演劇部で鍛えた妄想力と演技力の方が役に立ったような気がします。「子どもの主食はあそび」の信念で、とにかく楽しく、子どもの人権を尊重した育児が理想。あくまで、理想・・・。

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