子どもが薬を嫌がったときの上手な飲ませ方を伝授!

遠慮する子ども

3歳くらいにもなると自我が芽生え、あれが嫌これが嫌と始まる時期でもあります。この時期に薬を飲ませようとしてもなかなか飲んでくれず、苦労しているママも多いことでしょう。薬を飲めば楽になるよ、薬を飲まないと良くならないよ、と言って子どもが素直に飲んでくれるのなら苦労しませんが、そうはいかないときどうすれば良いのでしょうか。

そもそも子どもが薬を嫌がる理由は?

薬を飲む子ども
薬が嫌いな子は、親が薬を取りにいこうとしただけでも気配を察知して、具合が悪いにも関わらず逃げまわったり泣いたりしてしまいます。ではなぜ子どもはこれほどまで薬が嫌いなのでしょうか。その理由をご紹介します。

苦い

子どもの味覚はなんと大人と比べて3倍も敏感なのです。特に苦みは本能的に毒だと感じてしまいます、ピーマン嫌いの子どもが多いのはこのためです。粉薬は甘い風味がつけられていても、苦みは取り除くことは難しくどうしても子どもの嫌いな味になってしまいます。毒だと感じる苦みのある薬なので、なおかつ味覚が大人の3倍も敏感なら嫌がってしまうのは仕方のないことでしょう。

粉っぽさが嫌

運よく薬の味を嫌がらなかったとしても、ザラザラとした粉っぽい食感や、飲んだあとに口の中やノドに粉がまとわりついたような感じが苦手という子もいます。味も苦手で粉っぽさも苦手という子は余計飲むのを嫌がってしまうでしょう。シロップ状の薬のときは飲んでくれたのに、粉薬になったとたんに飲んでくれなくなるという子も多いです。

前に飲んだときを覚えてる

薬には苦みがありますが、前に薬を飲ませるときにその苦みと相性の悪いものに混ぜてしまい、子どもがそのときのことを覚えてしまっていて嫌がるケースがあります。苦みと相性の悪いものはズバリ酸味です。いつも好きで飲んでいるから、水分補給も兼ねてとスポーツドリンクに混ぜた日にはまずくて泣き出してしまうことでしょう。

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飲みにくい粉薬を飲ませる工夫ベスト3

粉薬
苦みがあり毒だと感じてしまう粉薬。では嫌がる粉薬を子どもに飲ませるためにはどうしたら良いのでしょうか。ここではスムーズに飲んでもらうための工夫を、効果の高い順にランキング形式でまとめました。※ただし個人差はあります。

【第3位】カプセルやオブラートで包んで飲ませる

粉薬をカプセルに詰めたり、オブラートに包んだりして飲ませれば、苦みはほぼ100%感じません。あとは飲み方次第で、口の中で溶け出す前にきちんと飲み込めれば問題ないでしょう。オブラートは包んだらスプーンに乗せ、水に浸してゼリー状にしてから、ゆっくり口の中へ吸い込むようにして入れたら一気にツルッと飲み込みましょう。

【第2位】ジュースなど飲み物に溶かして飲ませる

このランキングの中では一番費用も手間もかからない方法です。子どもの好きなドリンク(酸味系以外)に混ぜて飲ませるだけというシンプルな方法です。筆者のオススメはブドウ味の炭酸飲料です。酸味がなく甘みの強いブドウに、ピリピリとした炭酸が粉薬の存在感を無くしてくれます。その他にココアも人気がある組み合わせです。

【第1位】お薬ゼリーで包んで飲ませる

甘くておいしいお薬ゼリーに包むことで、おやつ感覚で薬を飲んでくれます。すんなり飲んでくれるのは助かりますが、逆にもっと欲しいと泣かれてしまうかもしれません。比較的値段が高いので、スーパーでも売っている普通のゼリーで包んで与えるという、節約上手なママも多くいます。ただしこんにゃくゼリーなど弾力のあるものはノドに詰まる恐れがあるので避けましょう。

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