子どもに学習習慣を付けさせる三つのポイント
子どもに「学習習慣を付けさせなければ」と思うと、あれもこれも気になってしまいますね。でも、子育ては気にし過ぎるとつらくなることが多いのです。最後に、子どもに学習習慣を付けさせるときに「これだけは」の大切なポイントを三つ紹介します。
「しなければならない」と強制しない
学習習慣は、毎日継続することが大切ですが「毎日やらなければならない」と強制すると子どもは反発したくなるかもしれません。そして「しなければならない」とかたくなに思っていると、一日サボっただけで張り詰めていた糸がプツンと切れてしまうこともあるのです。最初から「毎日の習慣化」と思わずに、3日に1回、2日に1回と徐々に学習頻度を増やしていくことができれば合格としましょう。
終わりのメドをたてる
学習や勉強には「終わり」がありません。親は子どもが勉強していなければ「勉強しろ」と思うし、勉強を始めると「もっと長く勉強しろ」と思うものかもしれません。それではゴールのないマラソンのようなもので、子どもはいくらやっても達成感がありません。学習習慣を付けるポイントは、毎日「達成感」を得ることです。「ドリル1ページで終わり」のように終わりのメドをたててあげるといいですね。小学生から学習習慣が付いていると中学生になってからは、終わりのメドも自分でたてられるようになり、自ら進んで学習する本当の学習習慣を身に付けられるようになるでしょう。
状況に応じた「声かけ」をする
子どもが自分から毎日机に向かうようになればいいのですが、時には怠けたくなることもあります。そんなときには「今日はどこのページをやるの? 」と声かけをしてみましょう。親の声かけが、自分を奮い立たせるきっかけになることもあります。声かけは、タイミングが大切です。子どもの様子や状況をみながら言葉を選んでみてください。
おわりに
子どもが学習習慣を付けられないときには、勉強のやり方がわからないのかもしれません。最初から子ども部屋の学習机で勉強させるのではなく、ダイニングテーブルでママも一緒になって問題を解いてみると親子で楽しみながら学習習慣が付けられますね。
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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。
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