テレビとの上手な接し方と注意点について
テレビによる悪影響を避け、上手にテレビを活用するためには、一定のルールを守ってテレビを見せることがポイントです。
BGMがわりに1日中テレビをつけるのはNG
赤ちゃんに見せているつもりはなくても、朝の情報番組や、お昼のニュース、夕方の気象情報など必要な情報をチェックするのについついテレビをつけっぱなしにしてしまいがち。
赤ちゃんはテレビがついていると音や光が気になってどうしても反射的に見ようとします。ですからテレビをつけっぱなしにしていると、いつの間にか視聴時間が長くなってしまうので、なるべくテレビはこまめに消して必要なときだけつけるようにしましょう。
テレビを見ながらの授乳、食事は避けましょう
授乳中や食事中は、静かに集中して栄養をとることがとても大切。
テレビをつけっぱなしにして食べたり飲んだりすると、注意散漫になって消化不良を起こしたり、味覚や嗅覚といった刺激の発達を妨げてしまう恐れも。遊び飲みやながら食べを予防するためにもテレビを消すようにすることをおすすめします。
テレビは親子で一緒に見ましょう
テレビが与える悪影響のところで触れたように、テレビは情報を一方的に流しているだけで、リアクションがないことがデメリットです。赤ちゃんにテレビを見せるときは、ママやパパなど、必ず家族が赤ちゃんのそばに座って、テレビと一緒に歌ったり踊ったり、赤ちゃんに話しかけながら見るようにしましょう。
赤ちゃんがテレビを見ながら反応したら、テレビにかわって何をしているのかを教えてあげたり、「何かわかるかな?」と声をかけてあげたりするとよいでしょう。テレビを通じて親子間の会話を増やし、コミュニケーションを密にすることが知育につながります。
おわりに
テレビにも、幼児向け教育番組など子育てに役立つ番組もたくさんあります。ですが、長時間見せることがかえって赤ちゃんの発達を妨げることになっては本末転倒ですよね。なるべく赤ちゃんだけでなく、ママもパパもテレビを見る時間は最小限度にとどめて、公園に出掛けたり、絵本を読み聞かせたり、ベビーマッサージをしたり、赤ちゃんと直接触れ合うことでテレビ以上にたくさんのいい刺激を与えてあげられるといいですね。
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