子どもに友だちがなかなかできない…そんなとき、親はどうしてあげたらいい?

外を見つめる子ども
子どもが友だちの話をしないと「もしかして友だちがいないのでは?」と親は気になるもの。さらに、学校の懇談会などで担任の先生から「休憩時間は、一人で本を読んでいます」などと言われると、たとえ「問題はありませんよ」とフォローされても心配になってしまいます。子どもに友だちがなかなかできないとき、親は何ができるのか考えていきましょう。

「友だちがいない」はダメなことではない

小学生と母親
「うちの子どもには友だちがいないのでは?」と考えると、親は不安になります。たくさんの友だちに囲まれて過ごしてこそ、楽しい学校生活を送ることができると考える人は少なくありません。しかし、それはすべての子どもに当てはまることでしょうか? 「友だちが少なかったり、いなかったりすると学校は楽しくない」という思い込みをまずは捨てましょう。

友だちづくりを子どもに押しつけない

友だちがいなければ、学校が楽しくないという先入観があると、「友だちはいるの?」「ちゃんと『一緒に遊ぼう』って言えてる?」とつい、子どもに問い詰めたくなります。でも、そこでひと呼吸置いて「友だちがいなくてつまらない」と子ども自身が悩んでいたり、学校に行くのを渋っていたりしているか観察してみましょう。悩んでいる様子がないなら、その在り方をまずは認めること。友だちがいない、または少なくても自分のペースで楽しんでいる子どもに、友だちづくりを強要することのほうが学校生活をつまらなくしてしまうことになります。

サポートは子どものSOSを受けてから

もしも、子ども自身が「友だちがいなくてつまらない」と親に打ち明けてきたら、親はサポートをしてあげましょう。サポートの前に、まずは「つらいことをよく打ち明けてくれたね」と褒めてあげてください。言いにくいことを相談できるのは、子どもが親を信頼してくれている証拠です。まちがっても「友だちもつくることができないの? ダメねぇ」と否定的な言葉を投げかけてはいけません。共感し、受け入れたうえで「友だちができるように一緒にがんばってみよう」と、親が子どもの味方であることを伝えましょう。

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子どもの気持ち×様子を把握する

一人で登校
教育評論家として著名な親野智可等先生によると、「子どもに友だちがいない」(「いないと思う」という推測も含む)という状況には四つのタイプがあり、親は子どもがどのタイプにあたるか見極める必要があると言います。子どもが自分から「友だちがいなくてつまらない」と訴えるパターンも含め、四つのタイプを見ていきましょう。

四つのタイプのどれかを見極める

親野先生による四つのタイプ分けは以下のようになります。

  1. 友だちが欲しいのになかなかできない。特に避けられてはいないようだ
  2. 友だちが欲しいのになかなかできない。どうも避けられているようだ
  3. もともと友だちといるより一人でいるほうが好き。必要に応じて友だちと遊んだり協力したりできる
  4. そもそも友だちをまったく欲しがらない。一緒に遊んだり協力したりする気もない

引用:「4つのタイプごとの対応方法とは?」・親力講座

子どもが自分から訴える場合は(1)か(2)のパターンですが、難しいのが自分から訴えてこない場合。全部のタイプのどれか一つの可能性もあり、親が見極める必要があります。可能なら、学校で担任の先生に相談して、学校での様子に関する情報を集めてみましょう。

友だちがいない原因がいじめなら要注意

ただし、友だちがいない原因に悪質な「いじめ」が関わっている可能性がある場合は、学校や相談窓口に連絡し、早急に対策を立てる必要があります。(2)のケースでは、「避けられている」のがいじめによるものなのか、後で述べるような別の要素が原因なのか判断するのが難しいところです。いじめの可能性を探るために、学校から帰ってきたときに服や持ち物が破損していないか、体に不自然なケガがないかなど、子どもの様子をチェックしておきましょう。

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年齢は40代前半。家族構成は夫、娘(8歳)です。企業取材中心のお堅い記事ばかり書いていたライター歴19年の母です。子どもが生まれたのを機に、教育や家計などの記事も書くようになりました。資格保持は中学社会1種・高校地理歴史1種教員免許です。子育てポリシーは「子どもは親が知らない未来を生きる」

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