【子どもへの対応策】を考える
子どもでも精神的に疲れていたときは緊張したり、普段より寂しさを感じたりします。「新学期や引っ越しなど環境が変わった」「運動会・お遊戯会など行事が続いて先生も園児も忙しい」「GW・夏休みなど長期休暇の後」など理由はさまざまです。お子さんと落ち着いて話ができる時間をとるとよいですね。
子どもに直接聞いてみる
子どもなりに一生懸命考えて親に伝えようとしているはずです。言葉のつたないお子さんであれば、一緒に保育園ごっこをして、ママが園児役・お子さんが先生役になると、先生が普段どうやって接しているのか、どう接してほしいのか分かる場合もありますよ。
他に理由がないのか考えてみる
泣く・嫌がる本当の原因を突き止め、解決したいですよね。知能が発達してくると、自分に都合のいい言い訳を考えたり、他に理由があることを置き換えて言ったりすることもできるようになります。「嫌い」「行きたくない」と言うと親が心配してくれるから使った、家で親と一緒にいたくて使ったなど子どもなりの「言い分」があるかもしれません。言葉の表面だけにとらわれず、本当の原因が分かれば解決する方法も見つかるでしょう。
他の部分に目を向けさせる
先生だけが園生活のすべてではありません。お気に入りの靴や服で登園させる、帰宅後は一緒に遊ぶ予定をたてる、今日の晩ごはんはオムライスにしよう、などモチベーションがあがる方法で先生以外にも目を向けさせてみてはどうでしょうか。
おわりに
他人とのかかわり方は、子どもにとってまだ難しい問題です。園はそういったかかわり方を学んでいく場でもありますよね。まずは「嫌い」という言葉が、言われてうれしい言葉かどうか、自分が言われたら悲しいよね、とご自身の言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。大事なのは「それでもパパとママはあなたが大好き」と伝えることです。好き嫌いが出てくるのも成長の一つ、よりたくさんの「好き」を教えてあげたいですね。
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東京生まれ東京育ちのアラフォー。
ただいま、趣味が高じて着付け師の免許を取ろうと勉強中です。
5歳になる娘のマシンガントークを日々聞かされながら楽しく育児をしています。
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