もし大地震が起きたら?家族と話し合っておきたい「災害シミュレーション」

災害シミュレーション
世界的にも「地震大国」として有名な日本ですが、近年では2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震など、大きな被害を及ぼす震災が相次ぎ、「突然大きな地震に見舞われたらどうしよう」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?今回は、地震の際の避難のコツや備蓄しておきたい物。便利な震災対策グッズなどをご紹介します。

地震が起きたとき、どのようにすれば良いの?

地震で避難
日常生活で小さな地震の揺れが生じても、私たちにとってめずらしい出来事ではありません。しかし、大きい小さいにはかかわらず、一年を通じて数えきれないほどの地震が起こっているといわれている日本にとって、危機感を抱く災害でもあります。それだけに、普段から家族とともに、災害シミュレーションを頭に入れておく必要があるといえるでしょう。

自宅で地震が起きたときの対処法とは

自宅で地震が起きたときに、最も優先することは、「玄関などの安全な場所に移動すること」です。一方、地震の際に最も怖いことは、崩れてきた家具などの下敷きになってしまうことです。そのため、家具などの配置が少なく、脱出する際にもスムーズな玄関に移動することが効果的だといえます。

ただ、二階にいる際に地震が発生した場合は、揺れの大きさによっては無理に玄関に移動しようとせず、その場で座布団や布団などで頭を保護しながら、様子を見た方が良い場合もあります。なぜなら、玄関への移動中に自宅が崩れてしまった場合、多くの家具や建材の下敷きになってしまうという危険性があるからです。そのようなケースでは、二階で待機していた方が、生存率が高まるといわれています。

電車移動中に地震が起きたときの対処法

通学、通勤中に電車内で大きな地震に見舞われた際は、揺れの影響によって電車が脱線や横転してしまう恐れがあります。しかし、電車内は建物の中とは違い、崩れ落ちてくる物も少ないので、柔らかい物で頭を保護しながら体勢を低くし、手すりなどをしっかりと掴んで体を固定することで、大きな死傷事故を抑えることが可能です。

一方、新幹線などの場合は、座席と座席の間に身を屈めることで体を固定するのも効果的です。揺れが収まった後は、乗務員の指示に従って避難しましょう。決して、焦るがゆえに、勝手に車外に出ようとするのは避けて下さいね。線路の上には高圧電線が走っており、地震の影響で不具合や故障が発生した場合は、感電してしまう可能性もあります。

学校や塾で地震が起きたときの対処法とは

学校や塾の教室などの室内にいる時に地震が発生した場合は、速やかに机の下などに潜って揺れが落ち着くまで身を守りましょう。また、できる限り、窓やドアなどを開けておくことが効果的です。なぜなら、揺れが大きな地震の場合は建物がゆがんでしまい、ドアなどが開かなくなって脱出が困難になってしまう可能性があるからです。

一方、室内以外で地震が発生した際は、室内に逃げ込むよりもその場で頭部を保護し、身を屈めて様子を見た方が安全な場合も多いといわれています。また、蛍光灯の位置などを確認し、それが落下してこないような場所に移動することも忘れずに覚えておきましょう。揺れが落ち着いた後は、教員の方々の指示に従って、慌てずに避難してくださいね。

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これは便利!家族で揃えたい地震グッズや工夫

防災グッズ
突然の地震が発生した際は、避難することも大切ですが、防犯グッズを日頃から準備しておく必要もあります。地震対策を始めとする防犯グッズは、メーカーによって中身が異なるため、自分や家族に合った物を選びましょう。

1週間分の食料品や生活用品を準備

大規模な地震が発生すると、私たちが普段から使っている電気や水道、ガスなどのライフラインが停止してしまいます。また、交通状況の悪化によってコンビニやスーパーなどへの配送が滞り、食料や生活用品が思うように手に入らなかったり、ガスや水道が止まっていて調理ができなかったりという状況も起こり得ます。
そのため、普段から地震の発生を想定した備蓄を行っておくのが重要です。特に食料は、最低でも3日分。可能であれば、1週間分の備蓄が必要といわれています。さらに、缶詰やビスケット、チョコレートなど、調理の必要がないものを揃えておくと良いでしょう。
また、トイレットペーパーや包帯、消毒液や毛布などの用意もあると、いざという時に便利です。加えて、寒い冬に地震に見舞われてしまう可能性も考えて、使い捨てのカイロなども用意しておくと安心ですね。

必需品!懐中電灯やカセットコンロ

大規模な地震の際は、電気やガスなどのライフラインが停止してしまい、不便な思いをします。そのような時の必需品が懐中電灯とカセットコンロです。電気が停まると、夜は非常に暗くなります。懐中電灯は、灯りの確保だけではなく、心を落ち着ける上でも役立ちますので、必ず用意しておきましょう。
また、カセットコンロの用意もあると、食材などを温めることが出来るため便利です。さらに、生鮮食品を優先的に調理し、消費することが可能となるため、貴重な食糧も無駄にせずに済みます。現在では、持ち運びに便利な折り畳み式のカセットコンロも売っているので、そろえておくと良いですね。

お風呂の水を溜めておくなどの生活の工夫

地震の影響で水道が停まってしまった場合は、水の確保が困難になるため、普段から備えておく必要があります。飲料水としては、ペットボトルのミネラルウォーターを備蓄しておくのが良いでしょう。これらは2年程度の賞味期限があるため、長期間の保存も可能です。

また、トイレを流したり、洗濯用の水などを確保しておくことも大切です。そのため、普段からお風呂に水を貯めておくことを心がけたり、地震の直後に水をお風呂に貯めるという工夫も効果的です。しかし、お風呂に貯めた水は雑菌が繁殖しやすく、傷むのも早いため、長く使うことができないので注意しましょう。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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