「産後緩んでしまったおなか周りは気になっても、ダイエットや引き締めに励む余裕もない。」そんなママにオススメなのが、赤ちゃんを抱っこしながら行う「赤ちゃんスクワット」です。ママのダイエット・引き締め効果のみならず、赤ちゃんとのスキンシップもはかれ、赤ちゃんがスヤスヤと寝てしまうなんていうことも。そんな赤ちゃんスクワットについて詳しくご紹介します。
「赤ちゃんスクワット」のメリット
スクワットは特別な器具も一切必要なく、いつでもどこでもできるのが魅力です。また、赤ちゃんを抱っこしてスクワットを行うことで通常よりも大きな負荷もかかるため、少ない回数でも大きな効果を得ることが期待できます。
スクワットで筋力アップすれば基礎代謝があがる
スクワットは主に下半身の筋力を鍛える運動。ふくらはぎを鍛えることで冷えやむくみを防ぎ、太ももを鍛えることで基礎代謝がアップ、おなかやおしりの筋肉を鍛えることでヒップアップやぽっこりおなかの解消、血行が良くなることにより肩こりの改善など、その効果は多岐にわたります。スクワット自体はエネルギー消費の高い運動ではありませんが、痩せやすく疲れにくいからだをつくるためにとても効果的な運動です。
運動しながら赤ちゃんとスキンシップがはかれる
赤ちゃんの多くはママの抱っこが大好き。抱っこするのは重くて大変ですが、ダイエットになると思えばその重ささえも苦にならないものです。スキンシップの時間を増やすことは赤ちゃんの心とからだの発達にとてもいい効果をもたらします。スキンシップをはかりながら運動もできる赤ちゃんスクワットはママにとって理想的な方法です。
スクワットで赤ちゃんが寝てくれることも
赤ちゃんスクワットの意外な効果としては、抱かれた赤ちゃんがスヤスヤと寝てしまうことがあるということです。ママの温かさと抱かれた安心感、そして心地よい揺れが眠気をさそうのでしょう。他の寝かしつけ方法ではなかなか寝ないのに、スクワットをするとすぐに寝てしまう赤ちゃんも。赤ちゃんが寝てしまったら、つかの間の自分の時間を楽しみましょう。
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正しいスクワットで効果をあげる
スクワットはとても効果的な筋トレ法ですが、やり方を間違えると膝や腰に負担がかかり膝痛や腰痛の原因になってしまうことも。まずは、ママがひとりでスクワットの正しいフォームをしっかり覚えてから、赤ちゃんを抱っこしてのスクワットを始めましょう。
スクワットによる腰痛、膝痛を防ぐためのポイント
まず足を肩幅より少し広めに開き、内股(うちまた)にならないようにつま先を少し外側に向けて立ちます。その姿勢から、膝を曲げて腰を落としていくわけですが、このとき、椅子に腰かけるような感覚で上半身を前傾姿勢にしながら背筋を伸ばして、おしりを後ろに突き出すようにします。膝を曲げるときはつま先、膝、太ももが一直線になるように注意して、膝がつま先より前に出ないようにすれば膝痛を防げます。可能であれば太ももが床と水平になるところまで腰を落としてから、もとの姿勢にゆっくりと戻ります。
スクワットの効果をより高めるために
スクワットを効果的に行うためには、筋肉の動きがイメージしながらゆっくりとしたペースで行うことが大切です。腹筋や股関節、おしりの筋肉などがしっかりと使われていることを確認しながら動かしましょう。しゃがんだ状態は数秒程度キープするのが理想ですが、抱っこした赤ちゃんの機嫌を見ながら親子ともども心地よいペースを探ってみてください。
赤ちゃんスクワットをするときの抱き方ポイント
赤ちゃんを抱っこするとき、首が据わっていれば抱き方は縦抱きでも横抱きでもかまいませんが、腕や背中などに余計な負担がかからないよう、赤ちゃんをなるべく自分に密着するように抱いてスクワットをします。いろいろな抱き方を試して、赤ちゃんとママの目線が合いコミュニケーションがとりやすく、赤ちゃんがご機嫌でいられる抱き方をみつけましょう。
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7歳の男の子と4歳の女の子の母です。試行錯誤の子育てですが、子ども達に成長させてもらっています。
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