コンタクトレンズはいつから使える?
年頃の女の子や、スポーツをしている場合には、メガネをかけることを嫌がる場合が多いですが、では、小さな年齢からコンタクトレンズを使ってもよいのでしょうか。コンタクトレンズが目を傷つけるのではないかなど、親として不安に思うのは当然です。そこでここでは、コンタクトレンズを使い始める年齢と注意点を見ていきましょう。
コンタクトレンズを使い始める年齢とは
日本眼科医会が行った、平成27年度学校現場でのコンタクトレンズ使用状況調査では、小学校・中学校・高校別のコンタクトレンズ使用率が明らかになっています。結果は、小学生0・2%、中学生8・0%、高校生27%でした。年齢とともにコンタクトレンズの使用率が上昇していて、小学生の子どもはほとんどコンタクトレンズを使用していないことがわかります。コンタクトレンズを使用するには、後述するようにいくつかの注意点があります。この調査の結果からは、子どもがその注意点を自分で気を付けることができる年齢でないと、コンタクトレンズを使い始めていないともいえるでしょう。
コンタクトレンズを使う場合の注意点
では、コンタクトレンズを使う場合の注意点を見ていきましょう。コンタクトレンズを使う場合の注意点の主なものには、次のようなものがあります。
- コンタクトを使う前に、眼科の検査とコンタクトレンズの処方を受けること
- メガネと併用すること
- 長時間コンタクトレンズを使用しないこと
- 適切なレンズケアをすること
- 定期検査を受けること
- コンタクトレンズの使用期限を守ること
これらの注意点を子ども自身で守れるようになるまでは、子どもがコンタクトレンズを使用することは控えた方がよいといえるでしょう。
おわりに
子どもの目が悪くなると、メガネをかける必要が出てきます。しかし、さまざまな理由でメガネを嫌う子どももいます。その場合はコンタクトレンズを使用することになりますが、コンタクトレンズは正しく使用しないと、逆に目を傷つける可能性もあります。子どもがコンタクトレンズを正しく使用できるようになるまでは、コンタクトレンズの使用を控えた方がよいでしょう。
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企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
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