地域型保育を利用するにはどうしたらいい?
地域型保育を利用するには、まずどのような施設が利用できるのか居住している市町村に確認する必要があります。居住している市町村によっては、希望している市域型保育を実施しない場合もありますので注意が必要です。
希望の施設があったらどうすればいい?
希望する地域型保育が実施されていて、保育を受けたい場合には、居住している市町村から施設を利用するための認定を受ける必要があります。地域型保育に該当する0~2歳児の場合、保育を必要とする理由に当てはまっているか、保育の必要量はどうか、の2点が考慮され認定されます。
新制度では保育を必要とする理由に、新たに加えられた事由もありますので併せて確認してみてください。
預ける場合、保育料はどのくらいかかるの?
保育料は認定された区分や、保護者の所得に応じて決まります。地域型保育を利用する場合は、3号認定(保育が必要な要件に該当し、定期的な保育を希望する、0歳から2歳までの子ども)を受けることになります。
また、多子世帯・ひとり親世帯等については、保育料の負担軽減があります。具体的な金額は市町村によって異なりますので、確認が必要です。その他にかかる費用としてスクールバス代や給食費等があります。
預けられる時間は決まっているの?
保育認定を受けた時に、フルタイム就労扱いで認定されたか、パートタイム就労扱いで認定されたかによって異なります。フルタイムの場合は保育標準時間認定となり、最長11時間、パートタイムの場合は保育短時間認定となり、最長8時間預けることができます。
実際に預けられる時間は、休憩時間・通勤時間・勤務している時間が考慮されます。
おわりに
待機児童を減らすためにできた、新しいタイプの保育施設である、地域型保育。市町村の実情に合わせて施設を設置することができるようになり、私たちに寄り添った制度といえます。今後どのように活用されていくのか、待機児童は減るのか、利用者にとって本当に利用しやすいのか、1億総活躍社会の実現に向けて、期待して見守りたいですね。
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