百人一首遊びにはこんなメリットが!
百人一首というと、子どもにはまだ早いかな?と思われがちです。しかし、取り札はすべてひらがなですので早いうちから慣れ親しむことで、言葉を柔軟に受け入れやすくなるかもしれませんね。ここでは百人一首を通して得られるメリットについてご紹介します。
小さいうちから記憶力を高めるきっかけに
神経衰弱などのカード遊びと同様で、小さいうちから散らし取りで遊ばせることで記憶力を高めるきっかけになるでしょう。競技かるたのように、基本的に記憶する時間はないものの、どこにどの取り札があるか、今読んでいる下の句はどこにあるかなどを常に記憶することで、普段から暗記することに慣れていきます。
集中して言葉を聞く力も養うことができる
読み手が読み札を読んでいる時、脳のなかでは「今読んでいるのと同じ取り札はどこにあるのか」必死に探そうとしています。集中して聞いていないと素早く反応できないため、聞きもらすことなくしっかり言葉を聞き取ろうとしているでしょう。相手の話を聞く・集中して耳を傾ける力を養うことにつながります。
古典文学に関心を持つきっかけになる
日本の古典文学に早いうちから慣れておくことで、関心を持つことにもつながるでしょう。将来的に古文などの授業にもなじみやすくなるかもしれませんね。古き良き、美しい言葉の響きを知ることで、感性も豊かになることもあるでしょう。
おわりに
子どもが大きくなるにつれて、映画や漫画などで取り上げられる遊びに興味がわくこともあるでしょう。百人一首もその一つ。せっかく興味がわいたのなら、親子で楽しく遊び・学んでみてはいかがでしょうか?
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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