知的好奇心が旺盛な子は、何事も吸収がよく飲み込みが早いため、大人になってからも物事に積極的に取り組むことができます。そこで今回は、知的好奇心旺盛な子に育てるために、親がしてあげることのできる三つのことを紹介していきます。
基本は子どもとの会話を楽しむことが大切
子どもは親の反応に敏感なので、何かをしたときに親がどう反応するかによって、子どもがどんな行動をとるかが決まります。まずは、子どもが親との会話を楽しむためのポイントを覚え、何が子どもをやる気にさせるかを把握していきましょう。
親が子どもの「なんで?」を嫌わない
子どもの「なんで?」は、忙しいときにはどうしても面倒に感じてしまいますが、そこで邪険にしてはいけません。親が楽しそうに答えてくれれば子どもも楽しく感じ、何度も「なんで?」を繰り返してくれるようになります。逆に親が質問に対して嫌そうにしてしまえば、子どもは気を使って疑問を口にしなくなるので、好奇心は育っていきません。
親から子どもに「なんで?」を問いかける
子どもがあまり質問をしてこないようであれば、逆に親から「なんで?」を問いかけてあげましょう。子どもは総じて親のまねをしながら、成長していきます。そのため、親が何かを問いかけてくれる姿を見ていくうちに、何かわからないことがあれば聞いてみればいいのだということを学習していきます。子どものお手本として、あれは何だろうね?と問いかけていきましょう。
何かを教えてくれたら褒めてあげる
もし、子どもが自身で経験したことや、知ったことを教えてくれたら必ず褒めてあげましょう。褒めることで好奇心を育まれます。大きくなってからは褒めてばかりもいられませんが、小さいうちはいろいろなことを好きになれるように、とにかく褒めてあげましょう。褒められることに喜びを感じ、知らないことを見聞きしたら調べる、ということが習慣になっていきます。
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小さいころこそ刺激を与えてあげる
子どもの好奇心を育てることは、その子の可能性を広げてあげることにつながります。いろいろな刺激を与えて興味を持つものを増やしてあげましょう。興味を持つことが増えていけば可能性が広がると同時に、一つのことに対して多角的な視点を持つことができるようになります。
動物園や水族館に連れて行ってあげる
押さえておきたいポイントとして、動物園や水族館などには何度も連れて行ってあげましょう。小さいころに生き物と触れ合う機会を多く得ることは、好奇心を育むだけでなく生き物に対する優しさ等を育てていくことにもつながります。できれば触れ合いができる場所に行ったり、ペットを飼ったりすると、より関心を高めることができます。
博物館や科学館に連れて行ってあげる
子どもが小さなころに博物館や科学館に連れて行っても難しくて理解してくれないだろうと思いがちですが、子どもの興味はしっかりと引くことができます。連れて行ったあとは「なんで?」が多くなりますが、親もわからないときは、一緒に調べながら教えてあげましょう。そうすれば、疑問を覚えたときの対処法として調べるということを覚えていきます。
同じ場所に何度もではなくいろいろな場所に連れて行く
好奇心を刺激してあげるために大切なことが、同じ場所に何度も連れて行ってあげるよりも、いろいろな場所に連れて行ってあげることです。同じ場所で知識を深めていくのもよいことではあります。しかし好奇心を育てるといった意味では、知らない場所にも面白いところがあるということを認識させてあげることが、視野を広げるために大切にです。
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姪達に囲まれて生活しているライター兼編集者です。
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