拾った猫を家に置いておけない場合
せめて飼い主が見つかるまで置いてあげたいけれど、どうしても不可能な場合もあるでしょう。実は、この場合の子どもへの伝え方が、一番難しく、その分大切になってきます。子どもの心に傷を残すことなく伝えるにはどうすれば良いのでしょうか?
猫を家に置けない理由を子どもにきちんと説明しよう
子どもの優しい気持ちは、今後もぜひ育んでいきたい大切な資質。猫を家に一時的にでも置いておけないのなら、その理由を子どもにきちんと説明してあげましょう。また、一度拾ってきた猫を元の場所に戻すことは、法律的には捨てることと同じになりますので、適切な対処方法をとる必要があります。
猫を家に置いておけない場合の対処方法
拾った猫を一時的でも家に置いておけない場合の対処方法は、公共機関に連絡することがあげられます。住んでいる場所を管轄している市役所や、最寄りの交番に問い合わせてみましょう。引き取ってくれる場合もありますし、愛護団体などを紹介してくれる場合もあります。可能性は低いですが、新しい飼い主が見つかることもあります。
猫を家に置いておけない場合の最後の対処方法
最終的な手段として、保健所に連絡することがあげられます。保健所に連絡して引き取ってもらう場合、そのほとんどは「殺処分」されてしまいます。「助けたい」と思って拾ってきた猫が殺処分されてしまうという非情な現実。子どもの気持ちを考えると、これだけは避けたいところですが、最終的には選択せざるをえないこともあります。
おわりに
ペットを飼うことは子どもの優しい気持ちを育み、命の大切さを学ぶ上でもとても役に立ちます。何より、ペットの存在は癒やしを与えてくれますよね。しかし、いろいろな事情でペットを飼えない場合もあることでしょう。そういう場合は、前もってペットを飼えないことやその理由を、家族で話し合っておくと良いですね。それでも、子どもが突然猫を拾ってきてしまったら、そのときは、ぜひ最善の方法で対処してあげてくださいね。
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22歳17歳10歳三人の子持ちママ。恋愛小説や趣味で育児4コマ漫画を描いてます。
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