子どもが生まれて初めて家計に含まれるのが、子育てにかかる費用です。子育てにかかる費用はどのくらいかかるのでしょう?今回は、実際に子育て費用として2歳までにどれくらいかかるのか、目安や項目についてまとめてみました。ぜひ参考にご覧ください。
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家計簿を見直そう!産後の収入、家計の変動
子育て費用の前に、妊娠・育児によって家計全体が変動することをまず考えなくてはなりません。寿退社という言葉があるように、結婚や妊娠を機に休職・退職をする女性も多くいます。退職した場合はもちろん収入がなくなるわけですし、休職するとしても、復帰後は以前のように、フルタイムで働けないケースも少なくありません。
もちろん、出産後早い段階で復職し、出産前と同等の収入を確保できる方もいらっしゃいますが、基本的には家計全体の収入が減る場合が多いことは覚えておきましょう。赤ちゃんのために新たな出費も出てくると、さらに毎月の家計は大きく変動してきますので、毎月の出費が多い家庭は家計簿を見直し、節約をすることも大切です。
0歳児にかかる費用
まず、0歳児からみていきましょう。0歳児にかかる育児費用の平均は、年間で93万1246円と内閣府が発表しています。内訳を見てみると、食費や生活用品にお金がかかっているようです。
消耗品に加え、ベビーベッドやチャイルドシートを購入するとなると、この時期の出費は増えていきます。いろいろと初期費用がかかるのも0歳児ならでは。妊娠してから生まれるまでの間に計画を立てて貯蓄をしておくとよいでしょう。
0歳では以下の行事もあり、それぞれ費用がかかります。
- お七夜
- お宮参り
- お食い初め
- 初正月
- 初節句
- ハーフバースデーなど
また、保育園に預けるとなれば保育料も必要になります。
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1歳児にかかる費用
1歳児にかかる育児費用の平均は、年間87万8040円と言われています。 0歳の頃よりおむつの使用量やミルクの回数も減り、お祝い行事関係費も1/5ほどに減っています。しかし、1歳を超えると保育園に預ける方が多くなり、保育料は倍以上に増えています。
全体的にみると1歳児はあまり費用がかからない時期と言われ、この頃は比較的楽にやりくりができそうですし、貯蓄のチャンスでもあります。
2歳児にかかる費用
2歳児にかかる育児費用の平均は、年間94万2715円と言われています。2歳になると、保育園に預ける家庭も増えてくるため、1歳の頃よりはかかる金額が増えてきます。
1歳から比べると食事の量も増えますし、また、2歳から3歳の間には最初の七五三などのお祝い行事を行う家庭も多いです。 スタジオやカメラマンを頼んで写真撮影などをする場合は高額になることもあり、この時期はそういった費用も多くかかってくるでしょう。
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