家から小学校までは危険がいっぱい!入学前に通学ルートをチェックする必要性

事件・事故を未然に防ぐ!他に親ができること

ランドセルの女の子
交通事故・不審者の魔の手から大切なわが子を遠ざけるためには、残念ながら通学路のチェックだけでは足りません。他の大人から手を借りるなど、他に親が手を打てることを3つあげてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

地域の取り組みに積極的に参加する

地域の人たちと交流しておくことは、実はかなりの安全対策になります。町内会や自治会等の集まりに参加し、子どもの顔を覚えてもらうことで、通学時に気にかけてもらえるようになります。周辺地域の人たちと強く結びついていれば犯罪者も手を出しづらくなりますし、「〇〇ちゃんそこは危ないよ!」と子どもを注意して、交通事故を防いでくれるかもしれません。

子どもに安全・防災グッズを持たせる

万が一の時のために、安全・防災グッズをお子さんに持たせておくことも重要です。防犯ブザーは、ブザーを必ず鳴らしやすい位置にぶらさげるなどして、電池切れしていないかこまめに点検するようにしましょう。お子さんと使い方をあらかじめ練習しておくことも大切です。お子さんのランドセルに「防犯ベル携帯中」等のステッカーを貼ることも有効です。また、転倒といった不慮の事故での衝撃や、裂傷から頭を守る交通安全帽もかぶせることも良いでしょう。

知らない人に道を聞かれたら?子どもへの指導

知らない人についていかないように、と子どもに言い聞かせても、「新しいゲームをあげるよ」「お母さんが大変だ!病院に行こう!」など犯罪者は巧みな方法で誘惑してくるので、子どもはその場ではなかなか判断できません。さまざまなパターンを想定し、お子さんに話しておく必要があります。危ない時はコンビニ・交番・近くの家に逃げるといった対応をしっかり練習させておくことが大切です。

おわりに

子どもに親がしてあげられるのは、子どもにできる限りの「危険回避手段」を与えてあげることです。そしてその際、子どもには「何が、どのように危険なのか」を教え、子ども自身が自ら危険を回避できるように教育してあげることが大切です。事故が起こってからでは手遅れです。自分の身は自分で守ることを子どもに知ってもらうことが大事ではないでしょうか。

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