5歳児になると、だんだんと手がかからなくなり育児が少し落ち着くといったことを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には活動がより活発になり、口も達者になるため、イライラする日が増えたりうんざりしてしまったりという場合も少なくないようです。
また、身長はかなり伸び、体つきもしっかりとしてきます。子ども1人の力でできることが増え、活動範囲が大きく広がることも特徴です。そのような今回は5歳児の育児で知っておきたい具体的な発達や困ったときの対処法などをお教えします。
5歳児の身長と体重
5歳になると体重は出生児の約5倍となり、身長は男女ともに100cmを超え、5歳になったころに急に背が伸びる子どもも少なくないようです。
5歳の身長・体重の平均値
男の子 | 女の子 | |||
2017年 | 2018年 | 2017年 | 2018年 | |
身長 | 110.3 | 110.3 | 109.3 | 109.4 |
体重 | 18.9 | 18.9 | 18.5 | 18.5 |
男児の平均体重は18.9kg、平均身長は110.3cm、となっています。また、女児の平均体重は18.5kg、平均身長は109.4cmとなっています。こちらはあくまでも2018年度の平均であり、個人差があるため、目安にする程度にしましょう。多くの場合、1年間のうちに身長が6cm程度伸びるようです。5歳のおわりころには体格の差がはっきりとしてきます。
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5歳児の運動能力や知能
筋肉が強くなり、バランスを取る神経が発達することでより活発になり、自転車をこいでそのスピードを楽しんだり、スキップや片足跳びができるようになったりと著しい運動神経の発達が見られます。ジャングルジムやアスレチック遊具などに積極的に取り組むようになることとも特徴のひとつです。
また、字を覚え簡単な絵本は1人で読めるようになる、20や30までの数字がいえるようになるなど、知能面での著しい発達をみせるようになる子どもも増えてきます。
手先の器用さもこの時期の発達することが多くなっています。指先を思うように動かせるようになり、ボタンのかけ外しが今まで以上にスムーズにできるようになります。ほかにも、はさみを上手につかえるようになったり、折り紙では角と角を合わせて上手に折れるようになったりもします。
33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
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