赤ちゃんの寝かしつけは、お母さんにとって大きな悩みの一つです。双子ともなると、お母さんの負担は計り知れません。赤ちゃんたちが寝てくれないと、家事ができない、お母さんの睡眠時間もとれないなど、さまざまな問題が立ちはだかります。
双子の寝かしつけは、お母さんの心の平穏や体調に直結している問題だといっても過言ではありません。
ここでは、そんな双子の寝かしつけに便利なグッズや、対応方法などをまとめています。
寝かしつけ時の双子の同時泣きはどうする?
双子寝かしつけの一番の難所が、同時泣きです。2人が同時に泣いていても、首が座っていない間は同時に抱っこができません。かわいい赤ちゃんが泣いているのに、抱っこしてあげられないことに歯がゆさや焦りを感じてしまいますよね。
赤ちゃんが泣いている原因を見つけて解決!
2人が同時に泣いていると、焦ったりイライラしたりと冷静さを欠いてしまいます。
しかし、そのような状況だからこそ、落ち着いて赤ちゃんが泣いている原因を見つけてあげましょう。双子とはいえ、泣いている原因は別々かもしれません。特に新生児の場合は生理現象で泣いていることが多く、お腹がすいているのか、眠たいのか、暑いのか寒いのかなどが理由といわれています。
お母さんがパニックになってしまい適切な対応ができないと、赤ちゃんの泣く原因が取り除かれずに、負のスパイラルに陥ってしまいます。まずは、落ち着くことが大切です。
両親で対応!無理なら便利グッズを使う
2人同時抱っこが難しいので、お母さんだけでなく、お父さんや他の家族にも寝かしつけに協力してもらいましょう。1人1人をそれぞれが担当し、赤ちゃんがお互いの泣き声で起きないように、別々の部屋で寝かしつけてしまうのもいいかもしれません。
どうしても一人で双子を寝かしつけなければいけない場合は、便利グッズの導入を。オートスイング機能のあるハイローチェアを2つ用意すれば、ゆらゆら動かすことで寝かしつけることができます。また、抱っこじゃないと寝ない赤ちゃんの場合は、抱っこ紐を2つ用意して抱っことおんぶで対応するという力技もあるようです。
ただ、抱っこ紐を同時使いする場合は危険が無いように注意しましょう。
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寝る時間を決めて双子を同時に寝かしつける
新生児のころから、徹底的に生活のリズムを揃えていくことで、双子の睡眠時間を合わせます。最初のうちは上手くいかずに不安になると思いますが、授乳間隔を赤ちゃんではなく、お母さんがきちんとコントロールすることで、赤ちゃんが大きくなるにつれて寝る時間が確立されていきます。
双子の授乳の時間と睡眠時間をそろえる
授乳を「泣いたら飲ませる」や「起きたら飲ませる」のではなく、「2時間ごとに飲ませる」「3時間ごとに飲ませる」など、時間で区切って実行します。赤ちゃんが寝ている場合でも、授乳時間がきたら起こして授乳します。そうすることで、徐々に赤ちゃんたちの生活のリズムがそろっていきます。同時に授乳できる双子用の授乳クッションや、哺乳瓶を支えてくれるハンズフリー授乳クッションもあります。
そのような便利グッズも活用しながら、しっかりと生活のリズムを整えていきましょう。
寝る時間は部屋を暗くして環境を整える
赤ちゃんを寝かしつける場合は、寝るための環境づくりも大切です。カーテンを閉め電気を消して、お部屋を暗くします。赤ちゃんの中には、少しの明りや物音でも気になって寝つけない子もいるためです。お布団やゆらゆら動くハイローチェアなど、赤ちゃんが居心地のいい場所で寝かしつけます。
また、ホワイトノイズを流すことで入眠しやすくなり、睡眠の質も良くなるといわれています。ホワイトノイズを流す機械やYouTubeの動画などがありますので、音量に気をつけながら、ぜひ試してみてください。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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