年が離れている兄弟・姉妹 2人の関係は?
年が離れている兄弟・姉妹をもつ親にとってのメリット・デメリットについてみてまいりましたが、では兄弟・姉妹同士の関係としてはどうでしょうか。年齢が近い兄弟・姉妹とどのように2人の関係が違ってくるのかについてみていきましょう。
一つの家庭に一人っ子が2人いる?
上の子が中学生・高校生とどんどん大きくなると学校や部活で忙しくなり、家の中で過ごす時間が短くなります。そのような場合、下の子は一人っ子のように育つ可能性もあります。上の子も下の子が生まれるまでの10年近く一人っ子として育ってきたわけですから、家庭の中に一人っ子が2人いるような状態と考えるとわかりやすいでしょう。
上の子・下の子 それぞれの関係性
上の子には、勉強や進路で悩んできた道すじがあるので、下の子が悩んだ時によきアドバイザーとして親よりも頼りになる存在になってくれるということも考えられます。そして、上の子にとっても人間が赤ちゃんからどうやって育つのかを間近でみることができるので、親への感謝も生まれ、自分が親になった時の参考にもなります。
大人になってからの兄弟・姉妹関係は?
ともすると、下の子がまだ幼いうちは上の子との関係はやや希薄になってしまうかもしれません。幼稚園児と高校生では生活時間帯も会話の内容も違います。しかし、これが例えば30歳と40歳、40歳と50歳というようにお互いの年齢があがっていくとどうでしょう。年齢の差はほとんど気にならなくなり、気のおけない友人のような関係になるでしょう。
おわりに
今回は年齢が10歳ぐらい離れている兄弟・姉妹について、親の立場からみたメリット・デメリット、そして兄弟・姉妹同士の関係はどうかという点についてお話しいたしました。今後、年の差兄弟・姉妹を考えておられる方、年の差があるお子さまの出産を控えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
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二人の男の子の母です。もともと野球ファンでしたが、今は息子の影響ですっかりサッカー狂になりました。
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