赤ちゃんにいつから使ってもOKな入浴剤選び
赤ちゃんに使う入浴剤は、いつでも安心して使用できるものを選びたいものです。また赤ちゃんによって肌質もまちまちなので、さまざまなものを試すことが有効です。ただ非常に多くの入浴剤が販売されているため、赤ちゃんに適した入浴剤を選ぶは大変ですよね。そのため赤ちゃんの入浴剤を選ぶポイントについて理解しておきましょう。
皮膚が乾燥しがちなので保湿効果は意識する
赤ちゃんと一緒に使う入浴剤でもっとも気にしておきたい部分は、保湿効果があるかどうかです。赤ちゃんの皮膚はどんどん安定し、強くなっていきますが、一方で乾燥もしてくる時期ですし、乾燥のせいでかゆみが生じて最終的にアトピーになる場合もあると言われています。赤ちゃんのアトピーはよくあることですが、保湿効果は肌を守る他にも湯冷めしにくい効果もありますよ。
メントールや香りが強いものは避ける
大人が使用する入浴剤の中には、入浴するとひんやりするようなメントールが配合されているものや香りが強いものなど、さまざまな種類があります。大人の場合は、香りや入浴の時の雰囲気を楽しむためにいろいろと使ってみたい気持ちが出てきますが、赤ちゃんと一緒だとこうした刺激の強いものは避けてください。無添加・無香料が基本となり、肌に優しいなめらかなお湯になるような入浴剤を使用するようにしましょう。
迷った時は沐浴用の入浴剤を使う
もともと赤ちゃんの肌が弱い場合はどれだけ肌に優しい入浴剤を使ったとしても、赤みやかゆみが出る可能性は十分にあります。その場合は、沐浴用の入浴剤があるので使ってみてください。肌の弱い赤ちゃんの場合は、石鹸で体を洗うだけでも乾燥がひどくなり状態が悪くなる可能性もあるのです。沐浴用の入浴剤の場合は、お湯に入るだけで体の洗浄を済ませることができ入浴時間も短縮できるので、肌への負担を少なくして対応することができます。
おわりに
赤ちゃんの入浴剤はいつから?と悩むかもしれませんが、基本的には赤ちゃんの皮膚状態や体の抵抗力が安定してから使用することが賢明です。早く入浴剤を使うことに特にメリットはないので、生後3カ月〜生後6カ月くらいを目安にチャレンジしてみましょう。赤ちゃんの肌と相談しながら、無理のない範囲で入浴を楽しんでくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
https://tamagoo.jp/childcare/toy-of-the-bath/
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。