小学生低学年・高学年以上の場合では?
小学生になっても子どもには変わりありませんから、赤ちゃんに対する嫉妬心はあります。しかも、2人目なら上の子は一人っ子の期間を長く過ごしてきたので、愛情を全て受けてきたわけです。それが、半減するとなると子どもは不安になります。
いくつになっても赤ちゃん返りの行動はほぼ同じです
典型的な赤ちゃん返りの行動は、小学生未満の子どもと大して変わりはありません。小学校高学年になってもおねしょをすることもあり、かんしゃくを起こして泣き叫ぶこともあります。赤ちゃんをいじめて泣かしたり、お乳やミルクを飲みたがったりすることもあり、ママを取られてしまうかもしれない不安は年齢には関係がないのです。また、この年代にも感情を外に出さない子どももいるので、うまく察してあげることがポイントです。
外にいる時間が増えるので発散できる
小学生になると学校へ行き、友達ができて世界がぐんと広がるので、家庭でのストレスが発散されやすく、月齢の低い子どもに比べると赤ちゃん返りに悩む確率は低くなります。学校以外にもおけいこ事を始めやすい時期なので、夢中になってもらえたら子どももママも幸せです。上の子が学校や習い事、友達との遊びで忙しい毎日を過ごしていれば、赤ちゃんのことは自然と気に掛けなくなりますね。
赤ちゃんのお世話をまかせましょう
小学生になると、未就園児がするおままごとの様な世話ではなく、安心して任せられる部分があります。小さいパパやママのような存在ですね。赤ちゃんも敏感で、自分と月齢の近い子どもよりも小学生程度の子どもの方が安心するものです。そうなると、お兄ちゃんやお姉ちゃんの赤ちゃんに対する嫉妬心は消えていきます。ママも手伝ってもらえて少しは身体が休まります。
おわりに
赤ちゃん返りは、ある場合とない場合があります。子どもによるので、よその同じような月齢の子どもと比較してはいけません。また、うまくしつけて感情を抑え込ませてもいつかは爆発して、取り返しのつかないことになる可能性もあります。かわいいわが子の将来を考えて、甘えてくればしっかり甘えさせて、あたたかい愛情でしっかり包み込んであげてください。
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高校2年と小学6年の女の子の母です。パンとお菓子作りが生きがいです。
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