赤ちゃんとのお出掛けは、赤ちゃんの生活リズムを整え、ママの気分転換にもなるため、積極的に行うことが望ましいです。とはいえ、赤ちゃんはいつから出掛けていいものなのか、また、お出掛けの際の注意点やポイントなどはあるのだろうかと、不安に思うこともたくさんありますよね。ここでは、そういったママの疑問や不安を解消し、月齢ごとに赤ちゃんのお出掛けの際のポイントについてご紹介します。
月齢別 お出掛けの範囲とポイント
生後0カ月
生後0カ月は気温の変化に対応することが難しいため、できるだけお家の中で過ごし、やむをえない場合を除いて、外出は極力控えるようにしましょう。
生後1カ月~2カ月
生後1カ月を迎えるころ、赤ちゃんにとってはじめての外出となるであろう1カ月健診が待っています。1カ月健診が終わったあとは近所を散歩するぐらいにとどめておきましょう。大切なことは外気に触れさせ、慣れさせることです。そして、赤ちゃんにとってはじめての行事、お宮参りがあります。生後1カ月を迎えてもなお、母子ともに体の調子は万全の状態とはいえないので、冬の季節ならば寒さ対策、夏の季節ならば暑さ・紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
生後3カ月~4カ月
生後3カ月を迎えるころ、赤ちゃんにも徐々に抵抗力・免疫力がつき始め、もすわってくるころなので、スーパーや公園に行くなど、生後1~2カ月のころに比べて外出に慣れさせることが可能な時期となります。また、生後3~4カ月のころは、生活リズムの区別がつき始める時期でもありますので、昼間は積極的に散歩に出掛け、暗くなる夜との差を感じさせてあげましょう。
電車やバスを利用することも可能ですが、なるべく長距離は避け、無理のない距離からはじめてください。また、電車を利用する場合はスムーズな移動ができるよう、あらかじめ乗り換えやエレベーターの位置などを確認しておくと良いです。
生後5カ月~6カ月
ベビーカーなどで移動していた生後3~4カ月のころに比べ、少しずつ意思がはっきりとしてくるので、ベビーカーを嫌がるようになる可能性も出てきます。そういった場合は、ベビーカー用のおもちゃや抱っこひもを使用するなどして、お出掛けに対して抵抗のないようにしてあげましょう。また、長距離でのお出掛けも可能となりますので、新幹線や飛行機を使っての旅行にも行きやすくなります。しかし、いきなり長距離の移動を必要とする旅行はせず、片道2時間ほどで行くことができる旅行からはじめてみてください。
生後7カ月~8カ月以降
生後7~8カ月ころを迎えるころには、体力もしっかりとつき、自力で立ち上がったり、おもちゃなどで遊んだりすることができます。また、赤ちゃん自身が外出に対して興味が出るようになります。1日1回はお散歩に出るようにし、その際は同じ時間帯に出掛けるようにしましょう。動物園や水族館、遊園地などさまざまな刺激を与えられる外出もこの時期は最適です。
また、自分以外の対象に興味をもつ時期でもありますので、児童館などに行ってみるのもおすすめです。ママも他のママとのつながりができ、悩みや相談事などを共有できるため、積極的に足を運ぶと良いでしょう。
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場所別 お出掛けのポイント
海・プール
海では、熱中症や紫外線対策などをしっかりと行うようにしましょう。また、赤ちゃんの体は冷えやすいため、海やプールにつかる場合は、長くても5分程度を目安にし、体温調節に気をつけてください。プールを利用する場合は、プール用おむつでの利用が可能なプールを探しましょう。それ以外は他の人に迷惑がかかってしまうおそれがあるので、おむつがとれて自分でトイレができるようになるまでは基本的に避けてください。
温泉旅行
成分が強い刺激のある温泉は避けて、家族風呂や貸し切り風呂がある施設を利用しましょう。大浴場などは滑りやすくなっているため、赤ちゃんも赤ちゃんを守るママも危険です。また、泊まりの際は、部屋で食事がとれて、お部屋に温泉がついた和室を選ぶことでママも安心して温泉を利用しやすくなります。
海外旅行
まず、飛行時間が長すぎる場所への旅行はおすすめしません。長時間の移動で赤ちゃんも疲れてしまいますので、長くても片道3~4時間で行くことのできる場所を選びましょう。また、赤ちゃんでもパスポートが必要ですので、申請は必ず行うようにしてください。
テーマパーク
赤ちゃんが快適で楽しく過ごせるテーマパークを選びましょう。年齢制限で利用できないアトラクションも多いので、事前にどのような施設かどうかを調べておくことで、赤ちゃんも楽しむことができます。
外食
外食のお店選びは、ベビーカーでも入れて、座敷や個室が利用できるお店を選ぶと安心です。その際には、禁煙席がどうか、赤ちゃん用の椅子や食器があるか、おむつ交換が可能かなどを調べておくとなお良いでしょう。
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