幼少期の問題として挙げられる「指しゃぶり」。早めにやめられる子もいれば、小学生になっても癖になってしまっていてやめられない子もいます。1歳になるまでは成長過程で必要な行動ですから問題ないですが、2歳3歳になってもやめられない場合には習慣化して癖になってしまうことも考えられます。
今回は癖になる前に指をやめさせる方法をご紹介いたします!これから指しゃぶりの時期に入るお子さんがいらっしゃる方も、すでに習慣化してしまっていてお困りのお母さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ指しゃぶりはやめたほうがいいの?
「あまり指しゃぶりを続けるのはよくない」ということはよく耳にしますね。なぜ指しゃぶり期間が長いとよくないのでしょうか。指しゃぶりが与える影響について見ていきましょう。
1.歯並びが悪くなる恐れがある
指しゃぶりが癖になってしまうと、なかなかやめられません。気が付いたら5歳になっても指しゃぶりがやめられない、ということも珍しくはないようです。
あまり指しゃぶりを続けていると歯並びに影響が出てくると考えられています。出っ歯になってしまったり、上下の歯のかみ合わせが悪くなってしまったりすることがあります。
2.滑舌が悪くなることもある
正確には「舌足らず」になるとされています。これは上記の歯並びが悪くなることが原因です。歯並びが悪くなると、舌足らずになるだけではなく、口呼吸になって口が渇きやすくなってしまうことも考えられます。
3.病気になりやすくなる
指をしゃぶるということは、指についている病原菌を口の中に入れるということです。どんなに清潔にしていても、菌を完全に落とすことはできません。
指しゃぶりをやめない限り、身体の中に指からの菌が侵入していくということになります。風邪をひきやすくなったり、感染症になったり、虫歯になってしまうこともあるのです。
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指をしゃぶる理由はなに?
1歳になるまで、赤ちゃんが指をしゃぶる理由は、ものを認識する力を育てているためです。赤ちゃんは視覚や嗅覚ではなく、口の中にものを入れたときの感触でいろいろなものを認識します。
「口の中でこれはどのように動くのか」「どのような味がするのか」というところでさまざまなものを判断する能力を身につけていくのです。また、指しゃぶりは口の中の筋肉を育てる役割もあると言われています。
2歳3歳と指しゃぶりを続けている場合、癖になってしまっていることがほとんどのようです。もしくは「お母さん、お父さんが仕事で忙しい・構ってもらえない」というようなさみしさから、無意識にやってしまうことも。
「ツメかみ」と同じで欲求が満たされないときに、指しゃぶりをしてしまうことが多いと考えられています。
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