子どもの成長過程において、好きなおもちゃは変化を遂げていきます。月齢に合わせて、その都度必要なおもちゃを与えることは、心や体の発育をうながしてくれます。
子どもが必要としなくなったおもちゃ、どうしていますか?捨てるのも忍びない、かといって誰かにあげるのもためらう。そんなときは「寄付」という形をとって、自分の子どもには不必要なものだけれど、誰かがまた大切に遊んでくれたらよいですよね。
今回は「おもちゃの寄付」についての特集記事です。ご興味のある方はご参考にしてみてください。
どこへ寄付したらいいのかな?
おもちゃは与え過ぎるのではなく、子どもの月齢や個性に合わせたものがよいですね。それでもいただいたおもちゃなどで、増えてしまうことがあるかと思います。
自分の家では「不要だな、捨てようかな」というおもちゃでも、誰かの必要なもの、欲しいものかもしれません。
児童館
児童館は赤ちゃんから小学生まで幅広い年齢の子どもが集まります。自治体によって寄付の受取可否がありますので、窓口で直接聞いてみたり、管轄の部署に問い合わせたりしてみてください。お住まいの近くなら、送料がかからなくてよいですね。
児童施設
悲しいことに、親と離れ離れで暮らさなければならない子どもが世の中には大勢います。児童施設で暮らす子どもは年齢層がかなり幅広いため、おもちゃ類、学用品などの寄付は大変よろこばれます。施設によっては寄付してほしいものがはっきりとしているところもあります。事前に問い合わせをしてみてください。
子育てサークル
少数のママたちで立ち上げている子育てサークル、実は結構多いのです。立ち上げたばかりだと、まだ手持ちのおもちゃ類が少ないため寄付を申し出ると大変よろこばれます。お住まいの近くで活動している子育てサークルを検索して問い合わせをしてみてください。
発展途上国
まだ世界中でも貧富の差があります。発展途上国の子どもたちは必要なはずのものでさえ、手に取ることもできません。自分の家では不要になったもの、眠っているものを、支援団体の手に託しましょう。おもちゃもきっと日の光を浴びてまた子どもに遊んでもらえて幸せでしょう。受け付けてくれる団体については、下記で紹介しています。
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気をつけたい!寄付するときの最低限のマナー
児童館などは寄付を受け入れてくれるのであれば無償ですが、支援団体への寄付は送料など、自己負担金がかかります。ただし「不要品だからゴミに捨てるよりはあげちゃおう」という意識ではなく、「もらってもらう」と思うことがマナーにつながるのではないかと思います。
担当者や寄付する団体とはきちんと連絡を取りましょう
寄付してよいものかどうか、事前の確認は大切です。また支援団体との金銭のやり取りはスムーズに行えるように、ホームページなどの注意事項は必ずよく読むことが大事です。
おもちゃの状態をよく確認しましょう
段ボールに詰める前に、一度一つ一つ手にとって、汚れや壊れているところがないかよく調べましょう。「誰の手に渡るかわからないからいいや」ではなく、きれいな状態で寄付をしたいものです。
お別れをするおもちゃに「ありがとう」
子どもが気に入って遊んだおもちゃ。よく頑張ってくれました。段ボールに詰めるときには「たくさん遊んでくれてありがとう、新しいお友達がまたたくさん遊んでくれるよ」と送り出したいですね。
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