春からの子どもの保育園なども決まり、育休を終え仕事を再開するという方も多いと思います。ひさしぶりに働くということで楽しみな反面、うまくやっていけるだろうかというような不安もあるのではないでしょうか?生活の中に子どもがいる中で働きに出るということで、いくつかの心構えをしておいた方がよさそうですね。復帰後もスムーズに生活を送れるように準備してみませんか?
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助けてくれる身内や家族への接し方
しばらく子育てに専念していて、さあ、仕事復帰を!と思ってもなかなかスムーズにはいかないものです。自分一人だけ頑張ってもできることには限界を感じることがあります。そんなとき一番近くにいる人たちの助けをうまく借りられるといいですね。
一番近くて頼もしいパパ!しっかり情報共有を
やはり、一番助けてほしいのはパパですね。子育てと仕事の両立の大変さは、きちんと説明しないと態度だけではわかってもらいにくいものです。全然助けてくれないとがっかりしたり腹を立てたりする前に、よく話し合って理解してもらうようにしましょう。
送り迎えの時間はもちろんのこと、子どもが体調を崩したときはどうするか、健康保険証の置き場所や、かかりつけの病院など、子育てで必要な情報はしっかりと共有して、いざというときに備えておくと安心です。
育児と仕事の両立に必要なものは
育児と仕事の両立には家族の支え、協力が必要だということが数字データをみるとわかりますね。特に育休明けで仕事復帰する場合は、心も身体も緊張しているので旦那さんのあたたかい前向きな言葉があれば楽な気持ちで仕事にいけるではないでしょうか。
親にも都合がある!早めの打診を心がけましょう
もし、近くに親が住んでいるならば、子どもの体調が悪いときなどに預けたいこともあるかと思います。でも、親にも都合がありますので、できれば早めに打診しておくといいでしょう。例えば夕方や夜に体調が悪くなりつつあるのなら、「もしかしたら明日預かってもらわないといけないかもしれないけど都合は?」というようにお伺いを立てておけば、朝になって急に「今日預かって!」というよりは親も心づもりをしてくれるかもしれませんね。そうすることで、また次回もお願いしやすくなりますよ。
助けてくれる身内がいないときの対策を!
もし、子どもが体調を崩しても、誰も面倒みることができない場合には、病児保育やシッターなどを利用する手段があります。どこにあって利用条件はどうなのか等、調べて把握しておきましょう。ほとんどが事前登録が必要になります。
お住まいの地域では、子どもが病気のときに保育所にお迎えに行ってくれて預かってくれるというようなところもありますので、役所などに確認をしてみてくださいね。
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マミートラックを覚悟する
育休から仕事復帰したママが陥りがちなのが、マミートラック。マミートラックとは育休開けのママが昇進や昇給からははずれた仕事をさせられること。もし、マミートラックに陥ったら…?
どうしてマミートラックになるの?
NHKの調査によると、マミートラックを経験した人は27.8%います。約1/3の方がキャリアダウンを実感しているようです。給与が減ったという方も54.7%と半数以上。
育休明けは時短勤務や、子どもの病気で欠勤するなど、企業としても責任ある仕事を頼みにくいということがあるようです。マミートラックを抜け出すには、企業側の理解も必要になります。
ママはあせらないこと!
マミートラックに陥ると仕事へのモチベーションが低下し、仕事の評価や給与も下がるかもしれません。しかし子どもは成長し、いつか適正に応じた仕事が与えられマミートラックから抜け出せる日がきます。目先の仕事だけではなく、長期的な視点にたったキャリアアップを考えていきましょう。そのためには、任せられた仕事を地道に頑張り、少しずつでも結果を出していくことが大切です。
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職場の仲間を心強い味方にするために
子育てと両立して職場でうまくやっていくためには、上司や同僚を味方にすることが一番です。仕事面に限らず、精神的な支えにもなってくれるかもしれません。ちょっとした心がけで信頼関係は生まれるので、ここでは、参考になるようなコツをお伝えしたいと思います。
時短、残業不可は徹底的に周知してもらおう
仕事を再開してすぐにフルタイムで働くというわけにはいかないのが現状ですよね。定時まで入れたとしても、残業していると子どものお迎えに間に合わない、また、時短勤務とさせてもらっている等、さまざまだと思います。まずは、残業できない、時短勤務である、ということを職場の人たちに周知してもらうように努めましょう。理解してもらえると、就業終了時刻がきたら帰りやすくなりますよ。
できなくても当然ではなく謙虚な気持ちで働こう
残業なし、時短など優遇を受けていますが、そのために仕事が終わらないこともあるかもしれません。終わらないけど仕方ない、では信用をなくしてしまいますので、なるべく仕事を受けるときに時間配分もよく考えて時間内にこなせるように計画を立てましょう。無理そうなら同僚や上司に早めに相談して、業務に支障がないようにすることが重要になってきます。
子どもの行事などは早くから要チェック!
保育園や幼稚園によっても変わりますが、親が参加するような子どもの行事は結構あります。できたら参加したいですよね。ほとんどの園は年間予定表が配布されるので、運動会やお遊戯会などは早めにチェックしておきます。行事の予定がわかったら、その時点でなんとか休みの都合をつけられないかを検討してみましょう。もし、職場が近くならその時間だけ抜けさせてもらうようにお願いするのも手です。
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