子どもの成長は早いといいますが、その中でも赤ちゃんの頃は毎日が変化の連続です。そこで、今回は赤ちゃんの表情が月齢によってどのように変わっていくのかのマイルストーン(月齢別に見せる赤ちゃん特有の動作や表情)を紹介します。ただし赤ちゃんによって個性があり全ての赤ちゃんがするわけではありません。当てはまらなくても心配することなく参考にしてもらえると幸いです。
0~4カ月目は徐々に表情が芽生えてきます
赤ちゃんの中には敏感な子も多く、ママから離れると寝てくれないという子もいますが、この時期の赤ちゃんはとにかくよく眠ります。しかし、授乳とおむつの取り換えが頻繁に行われますので、ママやパパが寝た気がしないというのはこの時期に一番感じるのではないでしょうか。
生後1カ月目の赤ちゃんの動作や表情
生後1カ月の段階での赤ちゃんはミルクを飲んで、おむつを替えて、また寝ることを繰り返し、1日に平均して15時間以上眠っています。この時期に赤ちゃんは、ママやパパをじっと見つめては泣き声でいろいろなことを訴え、寝ている間も「むし笑い」というにニヤッとした笑いを見せるなどして、乏しいながらも表情を変化させていきます。
生後2カ月から3カ月の赤ちゃんの動作や表情
少しずつ表情が出てきます。また、おなかがすいている時などは唇の近くに手を添えると吸い付いてくるようなしぐさを行います。少しずつ授乳やおむつ替えの間隔も長くなってきますので、ママやパパも赤ちゃんの表情の変化に気が付くことも多いでしょう。ものに手を伸ばしたり、ママやパパに笑いかけたり、怒っている表情や悲しそうな顔をしだすのもこの時期です。
生後3カ月から4カ月目の赤ちゃんの動作や表情
首が据わりだす赤ちゃんが多くなってきます。また、うつぶせから起き上がろうとしたり、寝返りも頻繁に行い、足もだいぶ力強くなって抱っこしてから足を地面につけると、蹴ったり立とうとするしぐさをします。だんだんママやパパの顔がわかるようになり、笑顔が増え、不満があると怒ったりうなったりして手足を動かし、周囲にもわかるように表現するようになります。
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生後5カ月から8カ月は表情が豊かです
ミルクやおむつのサイズが赤ちゃんによっては生まれてから何度も変わり、かなり大きくなってきています。この時期になるとミルクやおむつを替えないでも寝られる時間が長くなり、その分、ママもパパも長く眠れるようになります。
5カ月から6カ月の赤ちゃんのしぐさや表情
この時期の赤ちゃんの活動はかなり活発に動きまわるようになり、数か月前と比較するとかなりコミュニケーションがとれるようになります。お気に入りの人には積極的に笑いかけてくれるでしょう。ただし、しないと遅れているというわけではなく、この頃から個性が出てくるので、同じ月齢の赤ちゃんでもかなり違ってくるわけです。好奇心が強くなりますので周りの危ないものなどはどかすなど、親はまた違った面で忙しくなります。
7カ月目の赤ちゃんのしぐさや表情
ますます子どもらしくなってきて、寝ていたばかりの頃とは違ったかわいさがある時期です。手にとったもので積極的に遊んだり、言葉にはなっていない独り言を話したりしている時もあります。また悲しいふりや怒ったふりなども徐々にしだしたり、バイバイやおいしいなど簡単なしぐさを教えるとできるようになったり、コミュニケーションの仕方にどんどんバリエーションが増えていきます。
8カ月目の赤ちゃんのしぐさや表情
「人見知り」が始まるため、これまで見たことがない人などを泣いて嫌がったりします。大声で叫ぶこともできるようになるので、ネガティブな反応に拍車がかかります。それもコミュニケーションの一部として考えると芽生えた「好き・嫌い」が周囲にも明確にわかるようになります。また行動範囲が増えはじめるため、一番ケガが多い時期でもある反面、じっとテレビなどに集中するという行動を見せることもあります。
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3歳の生意気盛りですばしっこい息子を育てるママです。
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