寝ているとき、私たちは何回か寝返りを打ちますね。しかし、人間は生まれたときから寝返りを打てるわけではありません。生まれて数カ月してやっと寝返りを打てるようになるのです。つまり、赤ちゃんにとって寝返りとは成長の第一歩!わが子の成長が目に見えると親としてはうれしいですよね。
しかし赤ちゃんの寝返りは喜ばしいことばかりではありません。寝返りが始まったばかりのときは、気を付けなければならないことがいくつかあります。今回は赤ちゃんの寝返りはどのくらいから始まるのか、そしてどんなことに気を付けるべきなのかということについて解説していきます。
寝返りはいつ打てるようになるの?前兆はある?
まずは赤ちゃんがいつごろから寝返りを打つようになるか、ということから見ていきましょう。一般的に寝返りを打ち始める時期は生後4~5カ月といわれています。
もちろん、人間ですから成長のスピードは人それぞれです。早い子の場合は2カ月、遅い子の場合は1歳近くまで寝返りを打たないことも。早くても遅くても心配する必要はありません。
身体の大きい子は身体を動かすこと自体、力を使いますから遅いことも珍しくありません。首が据わり、身体がしっかりしてきたら必ず寝返りをするようになります。ゆっくりとあせらずに成長を見守ってあげてくださいね。
赤ちゃんはいきなり寝返りを打つのではなく、たいていは寝返りの前段階のようなものが見られる場合が多いです。
- 腰や足をひねるような動作
- 片足を上げて、横向きになろうとする
- エビ返りのような体勢をとる
これらの行動が見られた場合、そろそろ寝返りを打つと考えて良いでしょう。
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寝返りの練習はするべきか?
育児本や育児系サイトなどで「○○になったら寝返りの練習をしましょう」といった内容が書かれていることがあります。もちろん練習をすることも良いですが、これは必ずすることではありません。
先に述べたように、成長には個人差がありますから遅いからといって無理に練習する必要はありません。もし、以下の動作やしぐさをしていたらそっと手助けしてあげると良いでしょう。
- 布団を足で蹴って体勢を変えようとしているとき
- 腰をひねっているとき
うまく寝返りができないと、それにいら立って赤ちゃん自身が泣き出してしまうことも考えられます。「あとちょっとだな」と思ったときには、そっと手伝ってあげて、感覚をつかませてあげると良いでしょう。ただし、毎回手伝ってしまうと自分の力で寝返りができなくなってしまうので注意しましょう。
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