小さな子どもを持つ保護者としては、わが子の発達具合が気になるでしょう。同じ年の、よその子どもと比べて、成長が遅れていないかどうか心配になることもあると思います。同じくらいの年の子どもが言葉をスラスラ話せるのに、自分の子どもはほとんどしゃべらないと不安になることもありますよね。
ここでは2歳児がどの程度言葉をしゃべるものなのかについて、解説していきます。
1歳くらいになると簡単な言葉を単発で発するようになる
生後1年未満の赤ちゃんは、声は出しますが言葉らしい言葉を発することはできません。表情や声の音色などから、保護者が赤ちゃんの気持ちを察してあげることが大切です。1歳くらいになると、「ママ」や「パパ」などごく簡単な言葉を少し話せるようになっていきます。ただ、個人差があるため、1歳になってもまだほとんどしゃべらないお子さんもいれば、9カ月くらいで言葉を発するお子さんもいます。
簡単な言葉をしゃべることができるようになったら、次第に発する言葉の種類が増えていきます。最初は「ママ」と「パパ」だけでも、「ワンワン」や「ブーブー」などどんどんしゃべる言葉の種類が増えていきます。次第に、「チョウダイ」や「コワイ」など感情を表す言葉も覚えていくでしょう。おおむね、1歳半くらいになれば、しゃべり始めた頃と比べて、言葉の数がかなり多くなっています。
ただ、1歳半くらいの段階では、2語以上の言葉を組み合わせて発するお子さんはまれです。ほとんどのお子さんが1語のみを単発で発します。
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2歳前後になると、2語でひとまとまりの言葉を発するようになる
2歳頃になると、次第に2語以上の言葉を組み合わせてしゃべるようになってきます。例えば、「パパ バイバイ」や「ブーブー キタ」などです。1語だけの言葉と比べて、2語組み合わせれば表現できる幅が格段に広がります。2語組み合わせることで「ジュース ノミタイ」など、自分のやりたいことを表現することもできるようになるでしょう。
1歳半くらいまでは別々に発していた言葉のつながりを理解できるようになるため、2語以上の言葉を組み合わせて一緒に使えるようになるのです。成長の早いお子さんなら、2語だけでなく3語くらい組み合わせてしゃべることもあります。例えば「ワンワン コワイ イヤダ」などです。
お子さんが自分から言葉を発するだけでなく、保護者が言っていることも、きちんと意味を理解していることが多いです。お子さんに何か簡単な質問をしてみると、それが確認できるでしょう。理解できている場合には、できるかどうかはともかく、行動に移そうとしてくれます。
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